Musilogueに参加して by 石原雄介

Jazztronik野崎良太さん主催の音楽プロジェクトMusilogue第５弾、Frog of Fogに参加させていただいたベースの石原雄介です。  Frog of Fogはリーダの真砂陽地（Trumpet）、狩野丈二 (Drums)、井上新（E.Guitar）、田中和音（Piano）、石原雄介（Bass）の５人編成バンドでジャズを基本としたFunkyなサウンドとなっています。 

このプロジェクトに参加させていただいた経緯ですが、第３弾『秘色の雨』で参加されたSaxの高橋弥歩さんがMisilogueに参加されているのをSNSで見て知りました。Jazztronikは何年も前からファンで憧れのバンドなので、ん？野崎さん主催のプロジェクト？？凄い！羨ましい！！という感じでした笑。早速Misilogueのホームページを見たらなんとミュージシャンを募集してるではないですか！これはチャンスだと思い直ぐに応募しました。数日後に野崎さんご本人からベースが必要なプロジェクトあるので一度会いましょうとご連絡いただきました。まさか返信いただけると思ってなかったので本当に嬉しかったです。 

その後Frog Of Fogへの参加が無事に決まったのですが、全員がほぼ初めましての状態でスタートしました。共演経験のあるミュージシャンであればお互い手の内や勝手がわかるので良い部分もあるのですが、新しい物が生まれにくいという側面もあります。ライブだけであれば共演したことがないミュージシャンと演奏するのはワクワクするのですが、レコーディングとなるとそう簡単にはいきません。バンドとしてまとまった音を残す必要があるからです。野崎さんにお会いした時に編成は聞きましたがそれ以外の情報はほとんど無く、誰が曲をもってくるかも分からなかったです。そもそも曲をみんなで持ち寄るのか、その場で作りあげていくのか全くの未知数でした（笑）。

２日間リハーサル、１週間後にレコーディングというスケジュールで最初はかなり不安でした。しかしこんな不安はリハーサル初日のスタジオへ入って直ぐ吹き飛びました！メンバーの皆さんに挨拶した瞬間にこの人達となら素晴らしいものが出来ると感じたのです！！直感的にそう感じたのです！リーダーの真砂君が持ってきてくれた曲を合わせた時、それは更に確信へと変わりました。メンバーのプレイが素晴らしく、これは素敵なバンドになるぞと思いました。その後は野崎さんのアドバイスもいただきながら２日間のリハーサルを終えました。 

レコーディングは程よい緊張感がある中で順調に進みました。２日間日程が確保されていたのですが、１日半で無事に録り終えることができました。アルバムは８曲中７曲が真砂君のオリジナルで１曲がドラム丈二さんの曲という内容になっています。どの曲も本当に良い曲です！カッコイイです！メンバーそれぞれの個性が存分に発揮された素晴らしい内容になっていると思います！ ライブ当日は本当に楽しく演奏できました。メンバーもエネルギー全開という感じで最高でした！1番以外だったのが普段めっちゃ喋るリーダーの真砂君がライブMCは苦手だったということ。代わりにピアノの田中君がマシンガントークで会場を盛り上げてくれました。因みに真砂君と田中君二人の普段トークは漫才みたいです笑。    Frog Of Fogはメンバーの音楽性、個性、キャラクターもバランスが取れていると思います。一緒に音楽をやっていてホンマに楽しいし居心地が良いバンドです。

出来上がったCDは沢山の方に聴いていただきたいので是非チェックしてみてください‼️  これまでリリースされたMusilogue作品も素晴らしいですし、今後もどんなバンド、作品が発表されるか非常に楽しみですね！