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はぐくむ暮らし

暮らしやすさのカタチ

2018.02.09 14:10

今日、美容院で見た

林真理子さんのエッセイ。

「無駄が大事」

新聞を取らずネットニュースで

見たい記事だけ読む経済誌の記者。

ネットショッピングでしか買わない本。

煩わしさから関わらないママ友。

一見、無駄を省いているようだけど

結果的に得るものは少なく

自分が損しているって話。

寄り道や余分な事こそ

活きてくる時ってある。


こういう考え方大好き。

いろんな事を楽しめる自分でありたい。


家づくりにおいて

設計者とお客様で

いろんな話をするのは

絶対に相乗効果があると

思います。


いつも通る道

「あれ、ここ新しい家建つんだ」

って気づく。

しばらくしてまた通る。

「えっ!もう売り出してる」

って最近のあるある。


工事期間も短くコストも安い。

そういうメリットは確かにあるけど

私の大切にしたい事は

そこじゃない。


さて、最近私が提案させて頂いた

「暮らしやすさのカタチ」

こちら寝室の収納。

右側はお布団などをしまう

押し入れ的な収納。

そして奥ですが、こんな風。

まだ、工事中なので

フックなど付いてませんが

クロークコーナーになってます。

正面の扉のむこうが

ウォークインクローゼット。


よく寝室に接して

ウォークインクローゼットだけを

設けてる間取りを見かけますが

あれって使いやすいのかな?

整理苦手な人だと

すぐ乱れそうな気がします。

整理において

何よりも「分ける」って基本。

そこが仕組みとして

できてないと乱れる。


今回のお客様は

普段の服は畳む物が多いので

畳んだ物と鞄などが

一覧できる棚と

コートなどかけられる

ハンガーパイプ

そして、反対面に

鏡とフック。

日常は、ここで済ませられる筈。

でも、寝室の入り口からは

奥まっていて丸見えにならず

雑然とはしません。


全て、扉内にしまいたい方も

いるとは思います。

でも、こんな風に

明日着る服をかけておいたり

今日着た服を一時置きしたり

よく着る服はすっと取れる

そんな場所があるのも

良いものです。


家を建てる時から

こんな仕組みづくりを

してみませんか?


「暮らしやすさをカタチに」

住まいのいろいろコンサルタント

小境 弓 (こざかい ゆみ)

一級建築士事務所 木ぐみ舎

プランニング・インテリア・収納担当

●二級建築士

●インテリアコーディネーター

●レジデンシャルオーガナイザー®

●整理収納アドバイザー2級認定講師

●環境アレルギーアドバイザー  他

家の設計だけではなく

片づけの作業、インテリア

家具・カーテン選びなども

ご相談ください。