Sticky Fingers

夏は暑い本を読むのが気分だろうということで、積読の中から選びだしたのがこの本。

米「Rolling Stone」を（ラルフグリースンとともに）始めたヤンウェナーの伝記だ。当時（70年代）買ったなー。日本版（最初のやつ）も愛読雑誌だった。いまでも持ってる。読み返してないけど。

雑誌が古臭く思える時は、音楽評に起因していることが多い。アルバム評って、そのあと情報が増えたり、横並びの時間軸で語られることが多いからだろう。

ローリングストンの評は、それでも、辛口でおもしろい。以前、その音楽評だけをコンパイルした単行本があったけど、また出さないかな。

それにしても、ヤンウェナーの本、分厚い。

出張の時、機内で読みたいけど、重すぎる。日本も米国の単行本みたいに軽い製本にならないもんか。40年間思ってることを、改めて思った。単行本を気楽に持ち歩けてこそ、知性は育つノダ、なんて。