そこにいらっしゃるのは誰ですか?
4ヶ月になる息子が、1人でいるときに時折天井を見て「うーうー」と、声を出します。
それはまるで何かに話しかけるような様子です。
そこで僕が「あーばーちゃん来てるな」というと、奥さんからは「やめて」と釘をさされるのが最近のトレンドです(笑)
これは、お盆に限ったことではなく、良くある光景です。
本当にばーちゃんが来ているかどうかはさておき、幼児が何かを見て、それが何か生きているもののように見えることはあるらしいです。
ピアジェの発達論にアニミズムというものがあります。ピアジェはスイスの心理学者で、子どもの認知機能発達において外の世界の捉え方や質のようなものが段階的に発達する理論を唱えた人です。アニミズムとは全てのものに生命を感じたり、感情や考えがあるかのように思えたりすること。
この考え方に妙に納得し、「心」が成長することにとても影響があると想像を膨らませました。「生命があるように見える」ことが、思いやりの出発点としてとても大事に思えたからです。
さて、それはそれとして、いままで「見える人には見える」という心霊的なお話も、どこか遠い話のように思えることもありましたが、こうして改めて考えてみることになったわけです。
見える人というのは本当に見えていて、それは見ている対象の何か、例えばモヤとかモスキート音とか磁場とか、そういうものにに深い意味づけを加えられることで、見ているのではないかと想像を膨らませました。
大人になっていくと多くの知識や経験に触れ、その意味づけが変わっていくから、見えなくなるのではないだろうかと。だから、トトロも子どもの時にだけあなたに訪れるのか・・・?
今年のお盆も終わり。先祖の皆様、とにかく、急に出てこなくて良いので、遠くから息子を温かく見守っていてください。
息子(じーっ・・・)
意味ありげに壁を見つめないで。こわい。
茶昊