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鹿児島市吉野町のピアノ教室  | おんがく教室 オトノ葉

南日本ジュニアピアノコンクール コンクールにチャレンジするとは

2022.08.25 22:08



ブログはアメーバオウンドのアプリで書いてアメーバブログにシェアする方法をとっているんだけど、数日前のアメーバブログの閲覧数がすごく増えてびっくり。



そしてなぜなのか謎。



でも見てくれる人がいるってうれしい。






私はコンクールは参加したい人は参加してみましょうくらいのスタンス。自分から受けてみませんかとは絶対言わない。いい素質をもっていてコンクールを通して自信をつけたらいいのにと思っても絶対言わない。なぜなら、コンクールは自分からがんばろうと思える子しかプラスの経験にはならないから。




そして、南日本ジュニアを受けたいといった場合は『ちょっと無理かもねー』と無理な子には伝える。日頃のレッスンを受ける姿勢とかおうちでの練習とかテキストの進度などをみて、可能性あるかなくらいのコンクールをお勧めします。




毎日の練習ができない状態の子でコンクールを受けてコンクールのために毎日練習したいっていう子はコンクールだろうと練習はやっぱり不十分だったりします。じゃあそういう子はコンクールを練習するきっかけにするために受けてはいけないのかというと、受けてもいい。でも、おうちの人の覚悟が必要。





練習させる覚悟。





親子でコンクールを通して疲弊したりすると、コンクールってどうなんだろうって思うけど、チャレンジするって決めた段階で大変さも含めて子どものがんばりに期待する気持ちになったわけだから、そこは覚悟をもって一緒にがんばれたらコンクールっていい経験になると思います。






コンクールに参加する子には毎回いうけど『ギリギリまで私にあそこがダメだとか言われていちゃダメなんだよ』って伝えているけど、これはとっても難しい。1回目の演奏で言うことなしってことはあんまりない。コンクールはどうしても安定した演奏が大切。日によって違うなんて本番がドキドキすぎます。




じゃあどうすれば安定した演奏になるのかってやっぱり練習。それも練習の仕方。そして人前で弾く経験かな。




弾けるようになるとテンポで何回も弾いたりするけど、ゆっくり練習したり片手の暗譜を確認したりリズムで練習したり、素敵な演奏を聴いたり。いろんな形で練習することが大切です。自ら練習の工夫ができる年齢なら自分で、できないならおうちの人と頑張らないといけない。コンクールに参加している子どもたちのブログとか読むとおうちの方が録音や録画したり一生懸命な姿を見て『どんな気持ちでコンクールに臨むのか』ってお互いに認識していないといけないのかもと思いました。




でもコンクールに何を求めるのかって大切。賞を求めるなら私も厳しく要求を出し、徹底的にする覚悟をもつ。経験を大切にするならおうちの方とのコンクールに対する向き合い方を確認する。お互いにどういう形で取り組むかしっかり話をする事を今後は充実していきたい。





チャレンジする人としない人ではする人の方が経験は豊富だし、ピアノに対する向き合い方が誠実になるのは間違いないと思います。コンクールにチャレンジした子は本当に上手になるからね。



つづく・・・