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旅する身体

動けない事で動き過ぎを知る

2018.02.10 06:31

風邪がようやく経過してきた。



先週の金曜日に、あれ、風邪かなと思っていたらみるみる悪寒とダルさがきた。

その日は伊勢原ヨガがあって、うーん、大丈夫かなぁと思いつつも外へ出てみる。外へ出るとやはり風邪の症状でフラフラするが、何とか会場へ早く着いて瞑想して状態を整える。ヨガが始まると不思議に体調も戻ってきて、あまりその事も気にせずに講習は終わる。しかし、終わって家へ帰ると待ってましたとばかりにまた悪寒とダルさが。翌日はどうしても外せない予定がある為に、ブルブルする中あったかい格好で汗をかいて少し経過させる。



土曜日は午前中に予定があり、それもフラフラしながらも何とかこなし、家へ帰宅するなり暖まりじっとしていた。悪寒やダルさは少し落ち着いたが、喉がどうしようもなくなる。咳と声枯れがすごい。声はしゃがれすぎて出なくなるんじゃないかと思った(笑)この日の夜に汗をかき、少し経過した感じになる。



日曜日は午後から講習会。悪寒とダルさは少し抜けてホワーッとした状態。しかし、咳と声枯れでマスクをして講習。この時に動きを見せて、説明をした際にハッキリと気付いた事があった。それは身体が動きたくないという事。厳密に言えば、今まで動き過ぎていたんだという事を身体が動きたくないという事を通してハッキリと気付いた。何やらややこしいが、つまり、風邪を引いていて極力無理、無駄に動きたくない。その時に外へ出たり、動きをしてみたりすると、今までの動きがすごく身体に負担が掛かっていると実感できた。歩く動作1つにしてもそうだ。それで、それぞれの部位がそれぞれの持ち場を守って動くように工夫したら、面白いように引っかかりなく動けてくる。余計に他の部分に過干渉しない。それは、おそらく風邪で動きたくないという状態じゃないと粗に気付けなかったと思う。この時に風邪を引いてよかったなと(笑)。本当はもう少し稽古したかったが、やはり風邪は体力を消耗する。終わった後はそんなに動いていないがドッと体力を使った感じがした。しかし、この日があって良かったなぁと帰りにしみじみと感じる。大きな気付きだった。



月曜、火曜も予定があり、火曜日の夜にひと段落したかのようにビッショリ汗をかく。水曜は1日家で安静にして、この日の夜もビッショリ汗をかく。この辺りから風邪がだいぶ抜けてきて、今は咳と鼻水が少しといったところ。



今回の風邪は、私見だと3つが重なって引いたものだと思う。


1つは雪。ツイッターにも書いたが、雪の日は大抵風邪を引く。その理由は生まれた頃に遡る。雪が降ると大抵、親はその話をする。私は生まれて間もない頃、風邪のような症状で死にかけた事がある。その時は大雪が降って、電線に雪が積もりあたり一帯は停電。暖房もあまりできないまま、親は生まれて間もない私を看病していたそう。病院に行ってもただの風邪だろうと言われるが、症状は一向に変わらず。その時に知り合いにお稲荷さんと呼ばれる方がいて、その方に藁をもすがる思いで行って、1つの病院を紹介して頂いて何とか事なきを得た。雪が降るとその話が思い出されて自然とお稲荷さんに心の中でお礼を言う。そんな因縁があり、雪降る日は風邪を引く事が多い。


2つ目は、外で何かが喉に張り付く感触がハッキリあった事。張り付いた時に、あっもらったなと思って家に帰ってうがいを念入りにしたが、少し遅かったみたいだ。その張り付いた感触はその日ずっとあり続けて、それから少しして風邪を引く。そのせいか、喉の症状だけはズーッと残っている。


3つ目は尾骨に衝撃を与えた事。これは自業自得なのだが、ある動きをしていたらある瞬間に尾骨に力が集中してしまい、悶絶するほどの衝撃と痛みが尾骨に響いた。それから2、3日は座った所に尾骨が当たると激痛でビクビクしながら座っていた。それからまもなく風邪を引く。



風邪ひとつ取っても色んな原因で風邪を引き、色んな気付きを与えてもらえる。いや〜今回の発見も大きかった。