森英恵先生との思い出

世界的デザイナー森英恵先生が8月11日に天に召されました。

イッセイ.ミヤケさんに続きファッション業界に衝撃が走りました…

子供の頃、初めてデザイナーという存在を意識した方です。

オリンピックのユニホームやJALの制服…

蝶々🦋のプリント柄

結婚してからデザイナーになっていることも興味をそそられ、森英恵さんは憧れの存在となりました。

14年前、ついに直接お話をする機会を得ました。当時、勤めていたナースと保育士向け通販カタログ会社で森英恵ブランドのナース服の担当になり、三井物産の森英恵ブランドのライセンシーの会合に出席させて頂きました。

そして、ヨーロッパから帰国してまもない森英恵先生も急遽出席される事になり、辺りがざわつき始めました。会場に入って来られた時のオーラは今でも忘れられません…

TVや雑誌で見ているままの姿でした。

そして[ナース服を担当してる株式会社〇〇の高島です]と挨拶させて頂くと、森英恵先生が何と[ナース服は初めての試みだから、気になって最近人間ドックに入った時に担当の看護師さんに色々話を聞いたのよ]って仰ったんです。

感激でした！

世界的デザイナーの方なので、沢山のライセンシーの内容はアシスタントの方とかがチェックされているのかと思っていたので、

まさか先生自身が全てを把握されていて、もう本当に感動しかありませんでした。

子供の頃、憧れたデザイナーのブランド名が付いた商品を担当させて頂き、その商品について一緒にお話までさせて頂けた…

一生の思い出です。

心からお悔やみを申し上げます。