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2022.08.22 06:00



なかにしです。


キトクのキを見た方から「家建てるんでしょ?」と言ってもらえるようになってきました。



なぜ43歳にして家を建てるのか。

私は昔から戸建住宅が欲しかったのです。


今から10年以上前の30歳過ぎた頃。木徳神糧に転職して宮城県で落ち着いて仕事ができるようになった私は家を建てようとしていました。

地方では年齢的に家を建て始める時期です。

Wordで20ページを超える資料を作って、住宅展示場を巡り、設計事務所に相談し、土地を探している時……


震災に遭いました。(2011年の東日本大震災)



勤めていた仙台工場が津波で壊滅したものの、ありがたいことに本社で勤務を続けることができ、予期せぬ関東居住に。

関東は土地が驚くほど高くて、とてもじゃないけど宮城県のように家は建てられないし、「無理に建てることもないよね」と妻と話して10年が経過しました。


それでも、

「いつか戸建てに住んで犬を飼えたらいいな」

と漠然と考えていました。


いや、「いつか」っていつなんだ?


自分で動かなければ「いつか」はいつまでも来ないし、やろうと思った時にできるとは限らない。

よし、とりあえず考えてみよう、と思い土地探しを始め、理想の家が建ちそうな土地を偶然見つけて計画が現実味を持ちました。


私の性格を知ってる人たちからは「こだわった家建てそうだよね」と言われます。

変わった家でも豪邸でもありませんが、こだわるところは当たっています。

(今回の資料は50ページを超えました)


妻が有休を使って建築予定地に近いホテルに宿泊して通勤通学のトライアルを行い、

会社の支援でファイナンシャルプランナーに無料相談し、会社の人にも教えてもらいながら資金計画と住宅ローン、使える制度を調べて金融機関を比較、

夜遅くまで図面を引き、電気照明設備の図面は自分で作成、

休日に家族で公園に行き、地面に実寸の図面を書いて間取りのイメージを確認、

部屋の壁にマスキングテープで家具や設備のレイアウトをシミュレーション、

持っている家具類と購入する予定の設備をリストアップして図面に落とし込み、一日の動線と細かい動きを文字に起こして建具や造作家具、スイッチ類の位置などを決め、

建築の専門雑誌も読んで設計事務所と何度も打合せを行ったのですが……


ウッドショックと建築コストの上昇もあって、施工業者からの見積金額が大幅に予算オーバーしました。


オーバーというかアウトでした。
(見積書を見た妻が寝込むほど)


そこから辛く長い妥協と工夫によるプラン修正と減額調整を経て、ようやく着工まできたところです。


YouTubeも参考にしていて「家を建ててわかった後悔ポイント」動画を、

「こんなの建てる前からわかるでしょ!」

「こんなの使い方次第だよ!」

と文句を言いながらよく見ています。


「家は3回建てないと満足する家にならない」と言いますが、さて、なかにし家ではどんな後悔ポイントが出てくるのでしょうか。

お楽しみに。