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HOLIDAYS presents「Beyond the see 2022」

ダブルビル「Entre-temps au grenier」「Die Pflicht Ruft 」

2022.08.18 23:56

ドイツで活躍する3名の振付家による作品を同時上演

9月2日(金) 19:30(開場19:00)

「Entre-temps au grenier」

振付/出演: ベネディクト・ビリエ、ソフィア・オットー


「Die Pflicht Ruft 」

振付:皆藤千香子 

出演:アントニオ・ステラ

ヴァイオリン:喜多直毅


いずるば

〒145-0072東京都大田区田園調布本町38-8

東急多摩川線「沼部駅」より徒歩5分

東急東横線/目黒線「多摩川駅」より徒歩10分


料金:予約3000円 当日3500円

予約:LivePocket Ticket


HOLIDAYS お問い合わせ:

E-mail: theaterholidays@gmail.com

TEL: 080-3435-9971


「Entre-temps au grenier」

振付/出演: ベネディクト・ビリエ、ソフィア・オットー

ベネディクト・ビリエ Bénédicte Billiet

1954年、フランス生まれ。パリ国立高等音楽院でクラシック・バレエを学んだ後、リヨン・オペラ座で踊る。1975年、パリに戻り、ピーター・ゴスのモダンダンス・カンパニーに参加。1981年にドイツに渡り、ヴッパータールにあるピナ・バウシュのタンツシアターに参加し、1989年までダンサーとして活躍する。2001年にヴッパータール舞踊団に復帰し、「Kontakthof with ladies and gentlemen from the age of 65」プロジェクトに参加、リハーサルディレクターも務める。現在は、ピナ・バウシュの作品の再演の共同リハーサル・ディレクターを務めるほか、「ピナ・バウシュ・アーカイヴ」のアーカイヴの構築にも携わっている。


ソフィア・オットー Sophia Otto

ドイツのヴッパータール生まれ。2010年から2012年にかけてピナバウシュ作品「Kontakthof」のジュニアキャストに参加後、ケルンのZentrum für Zeitgenössischen Tanzとエッセンのフォルクヴァング芸術大学でコンテンポラリーダンスを学び、2018年夏に学士号を取得 。Thusnelda Mercy、Giorgia Madamma、Rodolpho Leoni、Daniel Goldin、Jean-LaurentSasportesなどのさまざまな振付家作品に参加。 2017年にケルンを拠点とするKrux-Kollektivが設立され、振付のアシスタントを務め、2019年にその最初の作品「Der Zwang」がKunstsalontheaterpriceを受賞。

「Die Pflicht Ruft 」

振付:皆藤千香子 出演: アントニオ・ステラ

ヴァイオリン:喜多直毅


The duty Calls / 任務が呼んでいる/ Il dovere chiama


僕は今朝起きて、自分の任務を果たした。

人がいた、たくさんいた。

車の列が近づいてくるのが見えた。

車が止まって、男が降りてきた。列の真ん中の車から降りた。

男は壇上に上がった。

晴れ晴れとした朝だった。


Questa mattina mi sono svegliato e ho fatto il mio dovere.

C’era della gente, Molta gente. ho visto un corteo di macchine arrivare.

Si sono fermati e un uomo è sceso. è sceso dalla.

Macchina che stava al centro del corteo. L’uomo è salito sul palco.

Era una mattina limpida.


皆藤千香子 Chikako Kaido

ドイツ在住の振付家、ダンサー。日本女子大学人間社会学部文化学科、ドイツ、フォルクヴァング芸術大学ダンス科、大学院振付家コース卒。フォルクヴァングタンツストゥーディオ(ピナ・バウシュ、ロドルフォ・レオーニ 主宰)のダンサー、振付家を経て、2010年より主にデュッセルドルフにおいて活動中。横浜ダンスコレクションMasdanza賞、2009,2012年クルト・ヨース賞ノミネート、 2020年デュッセルドルフ市の文化賞「Förderpreise für Darstellende Kunst 2020」を授賞。大学時代からヨーロッパ各地のダンスフェスティバル、日本、韓国で作品を上演。クラシックバレエ、モダンダンス、舞踏に影響を受けた身体表現とピナ・バウシュ的なダンスシアターの手法を使いながら、独自の表現を追求する。

Photo: Oliver Sieber

アントニオ・ステラ Antonio Stella

イタリア、パレルモ生まれ。

パレルモ市立劇場で俳優として活動中、岩名雅記に舞踏を習い、踊ることの面白さに気付く。

さらにピナ・バウシュの公演を見て感銘を受け、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング大学のダンス科に入学。卒業後はフリーランスのパフォーマーとして、ノイエタンツ(振付家V.A Wolf )、Tiziana Arnaboldi、Paolo Fossa、Giovanna Amar、皆藤千香子などの作品に参加。

2012年から2021年までブレーメン市立劇場ダンスカンパニーのメンバーとして、常任振付家のSamir Akikaを始め、Adrian Hod,Roberto Lehninger, Frederik Rohn,Kain Kollektiv, Mate Meszaros などの作品を踊る。

。また歌手としても、ギタリストのアンゲリカ・リーデルとのデュオ「Sirena Partenope」として活動している

Photo: Wiebke Rompe


喜多直毅 Naoki Kita

ヴァイオリン

国立音楽大学卒業。英国にて作編曲、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。近年は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。2011年に喜多直毅Quartetteを開始。出自であるタンゴと様々な音楽要素の融合により独自の世界を作り出している。またQuartetteと同時にタンゴ四重奏団も編成し、こちらではオリジナル編曲を施したタンゴのスタンダードを演奏している。欧州での演奏も頻繁に行う。ダンスや邦楽奏者との共演も数多く、越境するヴァイオリニストとして注目を集めている。