感謝が重なれば…。

Waiihaファミリーの皆様お元気ですか。

今のところ8月と9月は、休養中のWaiihaです。

だって、とにかく滅茶苦茶暑いのだもん…。

な～んて、休養の本当の理由が暑さではないことは、

皆さんもご存じのことなので、あえては触れません。

Waiihaの空気の入れ替えや再開にむけての準備に店に来ると

今日も、知りたくないことを知ってしまった。

休養中のWaiihaの留守電に、その訃報は入っていた。

いつも健気で、元気で、笑顔の似合う看板娘の涙声は、

聞き覚えの無いほど、か細くて、言葉が戸惑っている。

その突然の知らせに、僕は言葉を失ってしまった。

こんな僕のために、Waiihaの電話番号を調べてくれ、

そして、連絡をくれたことに感謝して、僕は、

その携帯電話の番号を登録した。

こんな時だからこそ、小さな優しさを感じる時がある。

近くのコンビニで働く金髪君が、お会計の際にこう言ってきた。

「おかえりなさい。はい。お返しは、二百四万両！」

僕は、思わず笑ってしまった。

たぶん、彼は、悲しげにしている僕に笑顔をくれたのだろう。

もう一つ、僕を笑顔にさせてくれたことがあった。

僕の携帯電話に知らない電話番号からの着信があった。

とりあえず出てみたら、聞き覚えのある声だった。

「今、中学に勤めてます。この年になってからの勉強は

大変でしたが、何とか試験通りました。」

僕は、この彼女からの報告に、とても良い気分になった。

それともう一つ。Waiihaに届いた可愛らしい封筒。

「良子ママ」へと、福岡県から送られてきた。

暑中お見舞いの近況報告と、優しさ溢れるプレゼント。

この「心のこもった手書きのママ宛のメッセージ」は、

僕に、元気を与えてくれた。

記録的な暑さと、熱中症。医療逼迫と電力不足。

自己中心的な、確証のない言い分と言い訳。

悪夢のようにうなされ、自分を失いそうな僕がいる。

それでも、もう少しだけ頑張ってみようかなと思っている。

僕らが「大切な人」と「大切な場所」を一度に失った今、

Waiihaの大切な皆様に同じ思いをさせることの無いように

「ママ」と「Waiiha」を守るためにできる限り頑張ります。

今日は、悲しみが深すぎて、復活できないと思ったけれど、

一つ一つのの出来事に、すべて感謝をしないといけないね。

※里美さんからのお手紙に同封されていた涼しげな風車です。