☆ホログラム・オブジェクトとリファレンスの調整
ホログラムとは三次元的な(3D)写真で、レーザ―の力を借りて作られます。ホログラムを作るには、まず被写体にレーザー光線を浴びせます(オブジェクト・ビーム)。次に、第2のレーザー光線(リファレンス・ビーム)を第1のレーザーの反射光にぶつけて跳ね返らせ、その結果生じた干渉パターン(2本のレーザー光線が混じり合う領域)をフィルムに焼き付けます。
干渉パターンの概念を説明するために、単純化したモデルを紹介します。まず、池の静かな水面にふたつの石を落とした、と思ってください。ふたつの石はそれぞれ独立した同心円状の波紋を作りますが、それはふたつの波紋が出会うまでのことです。波紋が重なることによって乱れた水面が、干渉パターンと呼ばれるものに相当します。
フィルムを現像すると、そこに記録された干渉パターンは、明るい線と暗い線からなる無意味な渦巻きのように見えます。しかし、現像したフィルムを別のレーザー光線で照らし出した途端に、被写体の三次元な映像が現れるのです。
こうした映像が三次元的であるということだけが、ホログラムの特徴ではありません。薔薇を写したホログラムを半分に切って、レーザー光線を当てると、半分になったホログラムがどちらも薔薇の全体の映像をおさめているのが分かります。それをさらに何回切ったとしても、ホログラムの断片のひとつひとつが、小さくとも完全な被写体の映像をおさめていることがわかります。普通の写真とは違って、ホログラムは、どの部分を取っても、全体が持つ情報すべてを持っているのです。
「すべての部分に全体がある」というホログラムの性質は、ものの成り立ちや秩序について理解するうえで、まったく新しい考え方を提供してくれます。歴史上ほとんどの期間にわたって、西洋の科学では、何らかの物理的現象を理解するには(対象がカエルでも原子でも)、それを解剖して各断片を分析するのが最善だという先入観のもとに努力が積み重ねられてきました。
私たちはホログラムによって、世界にはこういうアプローチが通用しないものがあるのかもしれない、と教えられました。ホログラフィックな構造を持つものを分解しようとしても、それを構成している材料が手に入るのではなく、ただ、最初よりも小さな全体が得られるだけでしょう。
それだけではありません! 人の身体を囲むエネルギーフィールドであるオーラは、これと似たような原理で機能しているのです。オーラは、今、身体の中で起こっていることの鏡であり、未来に起こることの先取りでもあります。オーラは光でできており、肉体よりも高い振動数で機能していますが、光として、振動数や振幅の特徴も備えています。ガーバーは、著書『バイブレーショナル·メディスン-いのちを癒す〈エネルギー医学)の全体像』の中で、「エテル体は、ホログラムの特徴を持つエネルギの干渉パターンである」と述べています。