メモする力。
2018.02.10 14:41
私の社会科の授業は、ホワイトボードに
各情報量よりも、しゃべっている情報量の
方がすごく多いので、生徒はよく
メモをとって学ぶ習慣が身につきます。
数学なんかは流石に途中のプロセスの
意味が飛んでしまうと復習できなくなるので
板書は丁寧めになりますが、
社会科は覚えておくためのヒントに
なるようなものはどんどん書きなさいと
指示をするようにしているのです。
そして、その情報量はその子の情報を聞く密度の高さと
比例をしています。
新しい生徒さんが入るたびに改めて
「今の書いた?」「今の説明メモった?」と
なんども確認をしながら進めます。
いきなりは上手にはなりませんから。
5,6年生は、学校の授業をより集中して
ポイントを押さえながら聞く練習にもなります。
入門講座に来ている生徒さんたちは、
塾の授業だけでなく、進学先の中学校でも
同じ態度で全ての授業を聞けるように
心がけることによって、よりよく
授業を受けられることでしょう。
時折、学校の授業を軽視して寝て、
夜塾で授業を受けるという愚かなことを
している子もいるようですが、
二度手間で寝る時間も減り、
根本的に疲れますし悪循環です。
一切の聞き逃しのないように、
聞いてなかったら厳しくも言います。
ボーッとしている生徒や、自分の世界に
入ってしまっている生徒は前から見てても
すぐに分かるものです。
まずは、50分間の緩急を知り、
ポイントとなるところでグッと集中して
必要そうなところは追加でメモをするくらいの
聞き取り能力を身につけてゆきたいものです。