MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

今回はリ・バース60の内容に続き、メリット・デメリットそして活用の仕方について説明していければと思います。

リ・バース６０のメリット・デメリット

以前はリ・バース60の内容について説明しましたが、その内容にもメリットデメリットがございました。

今回はメリットデメリットについての説明をしていければと考えています。

メリット

それではメリットについて説明していきます。

利息のみの支払い

内容のところで説明しましたが、仕組みとしては居住しながら利息でだけをお支払いする方法で、借り入れされている方に万が一のことがあった時に、土地や建物を売却するもしくは相続人が支払う方法になります。

年齢制限や年金生活者でも加入可能

通常の住宅ローンは借入年齢が65歳までが一般的ですが、リ・バース60は年齢制限もなく年金収入だけの方でも借り入れが可能です。

土地売却で返済可能

借入している人に万が一のことがあった場合でも、土地や建物を売却して返済することが可能です。

メリットを見ると、結構魅力的に思えるような条件って結構ありますね。

年金収入で借り入れるポイントも魅力であり、利息だけ返済していくといったものは本当に魅力があると言えます。

メリットの魅力もありますが、デメリットについても説明していきます。

デメリット

デメリットについては比較的にメリットにも隠されている部分もございますので、その点は押さえておきましょう。

元金が減らない

利子だけ返済していくようになるので、元金は減らない点は考えておくと良いでしょう。

金利上昇リスク

変動金利を選んだ場合が代表的で、現在は金利は停滞していますが、将来金利が上がる可能性はございます。

金利変動が怖いなと考えているのであれば、固定金利も検討してみるのも一つです。

借入限度額が小さい

借入限度額は①8000万円②所要金額③担保評価額の50％～60％のいずれか小さい金額になります。

デメリットを考えるとリ・バース60の仕組み上元金が減らないことや変動金利を選べば金利の見直しがあることそして借入金額が小さい点を考えれば厳しいところが見られます。

まとめ

リ・バース60は年齢制限なし・年金収入だけでも借りれることが可能といった魅力がありますが、仕組みならではのデメリットがあります。

このようにデメリットを懸念されているのであれば、このような方法も一つです。

65歳以下の方であれば親子リレーローンの検討や老後に現在住んでいる物件の家賃より安いエリアもしくは物件に住み替えるといった策も一つです。