汝自身を解放せよ
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バッチ博士の言葉(6)
今日は(5)に続いて「汝自身を解放せよ(Free Thyself)」よりエドワード・バッチ博士の言葉を紹介します。出典はエドワード・バッチ著作集(BAB出版)です。
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自分の純粋な欲求や、心の底から湧き起こってくる願いを、他の人の欲求や願いと
混同してはなりません。
他の人の望みが心に植え付けられてしまうことは、非常によくあります。
例えば分別という言葉はそれを意味する別の言葉と言えるでしょう。
人は、自分の普段の振舞いを世間がどうとらえるかについて、気にすべきではありません。
魂だけが、私たちのために責任を負っているのであって、私たちの評価というのは、神の与し知るところのものです。
ですから、人間の罪とはたった一つ―魂の指示に従わないこと―これしかありません。
魂の声に従わないのは、神、そして隣人に対して罪を犯すことを意味します。
願望や直観、欲求を抱くのは、決して自分勝手ではありません。
自分を大切にし、自分にとっていつも適切で、心身に健康をもたらすものです。
病気とは、魂の導きに従わなかった末、体に現れた結果です。
人が、低く小さな良心の声に耳を貸さず、内なる神性を忘れた時や、他の人に自分の望みを押し付けようとしたり、他の人の示唆や考え、指図に影響されるのを許す時に病気になるのです。
人が外部の影響や他の人から自由になればなるほど、魂は、神聖な仕事を行うために、人間をもっと役立てることができます。
人が自分勝手になるのは、他の誰かをコントロールして支配しようとする時だけです。
しかし、世間は人に、自分だけの欲求に従うのはわがままだと教え込もうとします。
それはなぜなら世間が人を従わせたいからです。
しかし、人が本当に人類全体の役に立てるのは、真の自分というものを理解し、何ものにも妨げられない時にしかありません。シェイクスピアはこの偉大なる真理を、「汝自身に誠実であれ、この一点さえ守れば、夜が昼に続くように、他の人への誠実が身に備わってついて回る」と表現しています。
たとえばミツバチは、蜜を集めるために花を選んで飛び回ることで、若い植物の未来の命に必要な花粉を運ぶ、道具となって役立っているのです。
出典:エドワード・バッチ著 「エドワード・バッチ著作集」BAB出版
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私たちは時々、あまり自分を大切にしていないことがあります。
自分の気持ちより周りの気持ちを優先するように教えられて育った人も多いかもしれません。
ですが、バッチ博士も書き残しているように、私たちは自分が十分に愛に満たされ、幸せいっぱいで輝いているときにこそ、周囲にその愛を存分に広げていくことができるのですね。
私自身も、この文章を読むたびに、「自分の気持ちを押し殺してしまうことがあるけれど、思う存分幸せな気持ちで自分の道を歩んでいいんだ!」と勇気をもらってきました。
今日はこの素敵なバッチ博士の言葉をみなさんにもご紹介したくて、ここの部分を選びました。
みなさんがご自分の心からの願いや好きなこと、楽しいこと、幸せでワクワクすることを通してもっともっと輝いてくださることを願っています。
そうして私たち一人一人が輝くことで世界中が光でいっぱいの場所になっていくんだと思うとうれしくなります。