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癒しの力

2022.08.22 08:07

客観的データに基づくアニマルセラピーの効果測定を目指す 国立環境研究所(谷口主任研究員)との共同研究を開始(株式会社アニスピホールディングス)発表

ペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」を展開する株式会社アニスピホールディングス(東京都千代田区、代表取締役:藤田英明、以下「当社」)は、国立環境研究所 環境リスク・健康研究センターの谷口優主任研究員と共同で、「動物と接する環境が精神的健康度に及ぼす影響」に関する共同研究を開始いたしましたのでご報告いたします。と、2021.4/28に公表


内容は…

動物介在療法(通称アニマルセラピー)は、動物の力を借りて、人間の心身の健康状態を高める手段として世界的に普及しており、特に欧米を中心に先行研究がされてきました。日本では、アンケートなどを利用した主観的データに基づくアニマルセラピーの研究結果はいくつかの研究により証明されていますが、心拍数や体温、血圧などの客観的身体データを用いた効果については十分な調査がされていない現状があります。

 本共同研究は、動物介在療法を中心とした生活環境が精神的健康度に及ぼす影響を動物介在のない生活環境との間で比較検証することを目的としています。

 本研究では、当社が運営するペット共生型障がい者グループホーム「わおん」の入居者様(精神障害、精神障害、発達障害、身体障害において区分認定を受けている方)に事前合意のもとで被験者として協力いただきます。動物介在前後の心拍変動、血圧変動、体温変動、身体活動量をウェアラブル端末を使用して測定するとともに、動物に対する感情や睡眠の質などはアンケート形式で調査をします。研究にご協力いただくことで、利用者様へ自身の健康状態に関する気づきや改善意識を促す効果もあります。

 研究期間は2022年3月までを予定しており、その後学会発表や論文研究により公表された成果を当社は今後の障がい者およびペット事業運営に活用。