子供のやる気がなくなるのは、大人が奪っているから。

2018.02.11 14:25

オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。


子供は9割は、勉強が嫌いだそうです。


では、その理由はなんてしょう?


もちろん、考えるまでもありませんね。強制するからです。


大人がわざわざやる気を奪うから、やる気がなくなります。


これは学校の勉強に限りません。習い事でもそうですし、部活でもそうです。強制されるのが好きな子供はいませんので、強制すればするほど子供はそれを嫌いになります。嫌いなものを無理やり食べさせたらどうなるかと同じです。


子供のやる気を奪うのは、間違いなく強制です。強制すればするほど、子供はそれをきらいになるでしょう。


反対に、禁止したものはやりたがるものです。心理学的にもカリギュラ効果と呼ばれるのですが、人は禁止されることこそ、気になるものなのです。


私達は、子供のやる気を引き出そうとすることには努力をします。しかし、やる気を削がないことについては無頓着であることが多いものです。


私は家庭教師経験の中で、子供のやる気を削がないことの大切さを何度も感じてきました。私がどれだけ子供のやる気を引き出しても、保護者が削いでしまうことが多いのです。


心理学的にも、ネガティブ経験はポジティブ経験の7倍インパクトがあるとされています。つまり、どれだけポジティブな働きかけをしても、それを潰すのは簡単だということてす。


子供のやる気を引き出したいときは、やる気を削がないという心がけも大切です。私達が勉強のやる気を削がれてきたように、私達も子供のやる気を削いでいる可能性については、もっと注意深くあったほうがよいです。


どのようなことについて注意すればよいかについては、次回のやる気セミナーでもお話します。もし、子供のやる気を削いでいる可能性があるとお思いなら、ぜひお越しください。