人生のヒロインでありたい。
揺城ひめりです
2022.08.21誕生日を迎え、
誕生祭を開催しました。
本当にたくさんの方の協力があって
支えられて開催することができました。
ありがとうございました。
2021.08.15 ユレルランドスケープが
活動休止をして、
今年の1月にわたしがユレルランドスケープとしての活動を終わることが発表されました。
もうあのライブから1年が経ったんだな…と
夏が来て、あの頃の感情を思い出したりして
少し不安定になったりしました
誕生祭で少しお話しさせていただいたのですが
この1年、わたしはどん底にいました。
夢がなくなること、ステージがなくなること
立ちたくても立てないこと、活動できないこと
自分が自分じゃなくなっていくこと、
毎日が自分との戦いでした
どうしてこうなった?
どうしてこんな辛い日々になった?
あんなに楽しかったのに
あんなに夢を持っていたのに、
なんで今は毎日こんなに辛い?
どうして私はこんな生き方しかできない?
そんな気持ちでずっと、
なんの光も見えず、前を向こうとしても
何度も後ろを振り返り、過去にすがりつき
心をどう保ったらいいのか分からず
自分ともうまく向き合えないまま
あっという間に1年が経ってしまいました。
私がこうしている間にも
時間はどんどん進んでいくし
1人、時間が止まっている私は
常に置いて行かれているようで、
孤独でいっぱいでした。
自分の居場所は自分で作る
そう思って生きていたはずなのに
居場所なんてないような気がして
忘れられるのが怖くて
でも、まだステージには戻れなくて
新しい発表もなかなかできなくて
そんな日々を過ごしていました。
正直、ユレルランドスケープに
未練しかなかったんです。
新しい4人が走りはじめて、
おめでとう、と応援の気持ちと共に
私も続けたかったな。
私もあのステージにいたかったな。
そんな風に思ってしまう自分がいました。
私にとってユレルランドスケープは
今の私の全てでした。
他のグループをやる気持ちにもなれなかったし
ユレルランドスケープにしか
私の居場所はないって何度も思いました。
でも、今さら私の居場所なんてない
そう自分で言い聞かせて
心に嘘をついていました。
そんな気持ちに、1年経って
やっと区切りをつけられました。
今の4人のユレルランドスケープ
とっても素敵だし 純粋に応援しています。
誕生祭のステージで今の気持ちを
皆さんに伝えられて
私の中で本当にこの気持ちに
区切りをつけられた気がしました。
この1年、本当に何も見えなくて
吐き出せる場所もなく
snsで弱さを見せては
皆さんに心配をかけてしまいました。
よくないことだと分かっているけれど、
その度に、かけてくれるみなさんの言葉が
私にとってどれだけ支えになっていたか
本当に皆さんの言葉に支えられて生きていました。
どんなに心が壊れても、
応援してくれる方がいる以上、
待っていてくれる方がいる以上、
ステージに立ちたい、
ステージに戻るんだ。って気持ちだけは
絶対になくしちゃいけないって
自分の中のこの灯火だけは
絶対に消しちゃいけない
そう思っていました。
歌ったり踊ったり、これからのことを話したり
その度にパニックになって泣き喚いたりして
こんなんじゃステージに戻れない
なんでこんな辛いのにステージにこだわるんだ
そう周りからは思われていたと思います。
あんなに大好きで自分の全てだと思っていた
ステージが、こんなに怖い場所になっているなんて
自分でも気付かずに過ごしていました。
誕生祭が決まって、練習してもしても
ステージに立つ感覚が取り戻せなくて
私の中の灯火も、消えかかっていました。
このままもう辞めてしまおうか
私の戻る場所はもうないんじゃないか
そんなことを考えては
誕生祭だけはいいステージにするんだ。と
夢中で練習をしていました。
本番を迎えるまで本当に怖くて仕方なくて
本当にできるのか不安でいっぱいでした。
ステージに立って、
ステージからの景色を見て、
あ、私の居場所ってやっぱりここだ。
この感覚だ。忘れちゃいけない景色がたくさんあるんだ。私はここでしか輝けないんだ。
そう思えたことが嬉しくて、
みなさんの顔を見れたことが嬉しくて、
ステージに立てたことが嬉しくて、
あの頃の気持ちを思い出せたことが嬉しくて、
本当に幸せでいっぱいでした。
こんな大きなことを言うほど、
私は全然知名度もなければ、
何万人もの方に好かれているわけでもありません。
今いてくれる方々や
まだ会ったことはなくても応援してくれる方や
会えなくても応援してくれる方、
そんなみなさんのためだけでいいんです。
今の私を知ってくれて、好きでいてくれて、
見ていてくれて、本当にありがとうございます。
誕生祭のステージを終えて、
やっぱりわたしはまだステージに立ちたい
まだもう少し夢を見ていたい。
その気持ちが強くなりました。
時間はかかるかもしれないけど、
また、ステージに立てるように頑張ります。
強くはなれないし、
もうあの頃の揺城ひめりにはなれないかもしれない
でも、いつだって今が一番最高でいられるよう
最高を更新していけるように、頑張ります。
心の灯火が消えないように、消さないように
皆さんから受け取った思いを大切にします。
心身共に健康になって、
またステージで、表現がしたいです。
そう思えるのは、
やっぱり周りに支えてくれる方が
たくさんいてくれるからです。
ファンの皆さんはもちろん、
最南端トラックスの方々、
周りにいてくれる全ての方に支えられて
わたしは輝けます。
2022年は私にとって本当に苦しかったけど
どん底からは、ここからは、
きっと楽しいことや幸せな日々が待っていると信じて、わたしはわたしを認めてあげて、心の弱さも受け止めて、またかっこいい揺城ひめりになります。
いつも暖かい感情を、
たくさんの愛を、素敵な言葉を、
本当にありがとうございます。
関わってくれる1人1人が私の宝物です。
私がちゃんと、ステージに帰ってくる日まで、
どうか少しだけでもいいので
見守っていてくれたら、嬉しいです。
孤独も、寂しさも、真っ暗な日々も、
自分の感情に嘘をつくことも、
もう終わらせたいです。
誕生祭、本当に幸せでした。
何年経っても、夏が来るたびに、
私はいろんなことを思い出します。
全部、全部、大切な宝物です。
これからの未来を信じて、
人生のヒロインであり続けられるよう
頑張ります。
誕生祭、本当にありがとうございました。
出演してくれるみんながいなかったら
私はステージに立てなかったし、
最南端トラックスの方々の協力がなければ
皆さんに会えることもなかったので
全ての方にとても感謝でいっぱいです。
そして、会いに来てくれたファンの皆様。
来れなくても応援してくれた皆様。
いつも本当にありがとうございます。
これからも、見守っていてください。
ばいにゃん!
揺城ひめり