【花屋ewaluの境はづきさん】お客さんが「おまかせ」で注文する茅ヶ崎のオーダーメイド花屋さん。頼み方のコツは?
↓境はづきさんのご経歴
大学卒業後にBEAMSで働いたのち、茅ヶ崎のhanae(花衛)やスポーティフカフェなど、花屋と飲食店を中心に様々なお店で経験を積む。2009年にオーダーメイドスタイルの花屋ewaluを開店し、現在は茅ヶ崎市内で3店舗を展開中。
――― 本日はよろしくお願いします。
境 こちらこそ、よろしくお願いいたします。
――― ewaluさんは「オーダーメイド花屋さん」なんですよね。
境 はい。お花を選んでご注文をいただくお客さまも中にはいらっしゃいますが、ewaluに来てくださるほとんどのお客さまは、ありがたいことに「おまかせ」でオーダーしてくださいます。
↓ewaluのブーケ
――― 以前ご紹介をいただいたサッカー選手の坪井さんのインタビューのときも、ほぼ「おまかせ」で頼まれているとおっしゃっていました。
境 意外に思われるかもしれませんが、ewaluには男性のお客さまも多くいらっしゃいます。
最初どのようにオーダーをしたら良いか迷われる方もいらっしゃいますので、一番簡単な方法は「ご予算」と「色味」をお伝えいただくのが早いです。
――― ただ慣れていない人の場合、その色味ですら悩みませんか。
境 そうですね、その時はキーワードをいただくようにしています。
贈りたい相手の雰囲気は「オトナっぽい」のか「かわいい」のか、もしくは「おしとやか」なのか「元気」なのか、贈るシーンは「誕生日」なのか「母の日」なのか、などを質問させていただいて、そこから想像してお作りします。
↓ewaluのアレンジメント
――― それで作れてしまうのですね。
境 わかりやすい最近の例で言うと、「すごいおしゃれなママ友で、”私、他の人とは違うわよ”っていう雰囲気の人に贈りたいんだけど、はづきちゃんのおまかせでできる?」みたいな感じでオーダーをいただきました(笑)
そこからイメージを膨らませて、あとは私が120%の確信を持って絶対に良いと思えるブーケなりアレンジメントをお作りするようにしています。
――― その出来上がりに対する信頼感があるから、皆さん「おまかせ」でオーダーされるのですね。
境 ewaluの場合、本店のドアが小さめですし、花屋にしては外から見て入りづらいと思うんですね。
それでも何かを感じて入ってきてくださる方は、きっとewaluとフィーリングが合う方だと思っていますので、市場では珍しくても私が良いと思うお花を仕入れていますし、お作りするときも私の全力を注げることができています。
↓ewalu本店の外観
↓ewalu本店の内観
――― なるほど。
境 男性の方で普段からお花を見たり贈ったりする習慣がない場合、花屋ごとの特徴って見分けにくいと思うんですね。
だから適当に選んだ花屋のブーケを買って、せっかく奥さまにプレゼントしたのに不機嫌になってしまった、という不幸なことが起きてしまいます。
――― それは残念すぎますね(笑)
境 ですので女性はewaluでなくても良いので、普段から旦那さまに自分の好きな花屋を伝えた方が良いですし、男性は奥さまの好きな花屋をしっかり把握しておくことが大切です。
これはもちろんお友達同士でもそうなので、お花を贈りたい時はぜひ気にしてみてください。
――― 大変参考になるお話をありがとうございます。次回からは、はづきさんがewaluを始めるまでのお話を伺いたいと思います。
(次回につづく→「どうして仏様にもっとかわいいお花をあげちゃいけないんだろう」)
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【Yuzo-dori Creator's Life:花屋ewaluの境はづきさん】
・第1話 お客さんが「おまかせ」で注文する茅ヶ崎のオーダーメイド花屋さん。頼み方のコツは?
・第2話 「どうして仏様にもっとかわいいお花をあげちゃいけないんだろう」
↓ewalu本店
住所:茅ケ崎市東海岸北2-3-36/定休日:木曜・日曜/営業時間:10:00-19:00/TEL:0467-85-8741/公式ページ/Facebook/Instagram /ネットショップ
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイ
ト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後
、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセ
サリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。