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チャリさえあれば何処でもいける④

2018.02.12 10:06


疲労困憊


前日の豪雪により、名古屋で一日足止めを食らった僕ら。




とりあえず内田けんじ監督の『鍵泥棒のメソッド』という映画をみたり、

今後について話し合ってみたりして一日をつぶすことに。


そして5日目


強行を決意(危ないので路面の状況で自己判断をお願いします)


雪や雪交じりの雨に負けないように、コンビニでゴム手袋を購入。


次の目的地京都までの道をスタートさせました。


昼間は対して雪も降っておらず、前日の休憩も効き、好調な滑り出し。


ミスチルの「旅人」や「ロードムービー」を聞きながら、ぐいぐいと車輪を進める。

(旅行とかでよく聞いた曲ってその後聞くたび当時の気持ちを思い返せていいですよね。この旅行はこの曲って決めるのはおすすめです)


そして夕方。予想より若干遅めになったが国道1号線最大の難所といわれる()

鈴鹿峠に到着。


このころには小雨か雪かわからない程度のものが降っており、若干の悪天候。


「とりあえずここ越えてから休むか!」


今思えばこれが最大の間違い。


終わらない坂道。


減っていくスマホの充電。


次第に暗さを増していき、街灯すら減っていく道。


強まる雨と雪。


減るお腹と元気。


「これはやべぇ」


そう思ったのはついに二人とものスマホの充電が切れたとき。


疲れ果てて、びっしょびしょになり、心が折れかけていました。



とりあえず引き返すか?


それとも行き切るか?


体力が限界の僕らは引き返すことを選択。

にしても、何処まで帰れば、何があるのかすらわからない…


そんなとき。


山中の真っ暗闇に1つの光。






日本漫画昔話かよ…


ありきたりなストーリーならこの家に住んでるのは山姥一択。


とはいえ、このびっしょりしょで体力も、スマホの電池すら失った僕らの選択肢は


行くしかない


ドアをノック。 

ぐしゃぐしゃの僕らを迎えたのはお婆さんと1匹のわんちゃん。


経緯を話して、充電だけさせて欲しいと頼むと、快く迎えいれてくれ、暖かいお茶と、おにぎりを頂きました。



これは本当に泣きそうだった。

今でこそぬくぬくしたカフェでこの文章を書いているが、現代日本で本当に遭難しかけていた僕ら。


 

なんなら謎の習慣で旅行中髭を剃っていない僕の見た目なんでまさに山賊。

さらに水やらなんやらの液体でぐしょぐしょの僕ら。


絶対に家に入れたくないでしょ(笑)


本当に感謝しています。感謝しきれません。

おかげさまで、その後は無事に山を下り、亀山市のホテルへ。


今思い出したけど、その後全くお礼を出来ていない。


また友人を誘って三重に行かなくては。


次の日はどうにか山を越えて、京都に到着。

次でラストです。