【牛込②】牛込築地片町
2018.02.12 13:35
町名:牛込築地片町
読み方:うしごめつきじかたまち Ushigome-Tsukiji-Katamachi
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1872(明治5)年
冠称:「牛込」
後身:牛込築地町
現町名:新宿区築地町
概要:赤城坂の下にあったので牛込水道町とともに俗に「赤城下片町」といった。また、「牛込築土片町」とも。古くは沼地で、後に埋め立てて片側町としたが、その起立年代は不詳。正保(1645~1648年)・慶安(1648~1651年)年間から臨済宗蔭涼山済松寺の寺地であったが(『礫川牛込小日向繪圖』には「齊松寺領築土片町」とある。)、1745(延享2)年、町奉行支配となる。1828(文政11)年の家数51軒(町方書上)。芝居小屋が建ち並び賑わった(画報)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数57・人口215(府志料)。同年近隣の武家地を併合して起立した牛込築地町に編入となり消滅。
撮影場所:牛込築地片町