【牛込②】牛込朝日町
2018.02.12 14:32
町名:牛込朝日町
読み方:うしごめあさひちょう Ushigome-Asahichō
区分:町丁
起立:1869(明治2)年頃
廃止:不明
冠称:「牛込」
後身:牛込横寺町
現町名:新宿区横寺町
概要:前身は牛込泉蔵院門前。俗に「牛込横寺町」と称した。泉蔵院は「宝樹山」と号し、天台宗上野寛永寺の末寺だが、創建年代は不明。門前町屋は寛永年間(1624~1645年)頃に開設を許され(寺社書上)、1745(延享2)年に町奉行支配となる。1828(文政11)年の家数11軒(町方書上)。
前身の牛込泉蔵院門前は、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年には「牛込朝日町」と称していたが、改称年代は不明。年内中に牛込龍門寺門前、牛込正定院門前、牛込長源寺門前とともに牛込横寺町に編入となり消滅。なお、『新撰區分東亰明細圖』(1876(明治9)年)には、泉蔵院の境内に朝日天満宮があったため「朝日天神」とある。泉蔵院はその後、廃寺になった。現行の横寺町のうち。
撮影場所:牛込朝日町
撮影地:新宿区横寺町8番地(内野医院)