女性に大人気！NYのバーレスク事情
こんにちは。Erikoです。
今学期は、学校で開催するニュージャージー映画祭の運営に関わり、週末も学校に引きこもる毎日を送っています。
バーレスクといえば、2010年に公開されたミュージカル映画のイメージが強く、そこまで露出がなく、どちらかといえば歌とダンスがメインのブロードウェイ寄りだと思っていました。
しかし、この映画で取り上げられていたのはかなり露出度の高いバーレスクです。イメージとのギャップに驚きました。
右の男性が映画監督で、左のカラフルな服を身に纏った女性がバーレスクの方です。5年かけてこの映画が完成したとおっしゃっていました。
彼女をはじめ、それ以外のバーレスクをする女性たちは、バーレスクという仕事は「日常とは別人の自分になれる」といって楽しんで仕事をしています。
昼間はメイクもせず、地味でおとなしい主婦でも、夜になるとウィッグをつけ、濃い化粧をし、セクシーな服を身にまといます。
その彼女たちの輝きように魅了され、私も実際見てみたいと思いました。
ニューヨークでは毎年9月にバーレスクフェスティバルがあり、参加者たちがそれぞれ踊りを披露し、トップを争います。
観光としてあまり知られてないですが、バーレスクも地元ニューヨーカーに人気のエンターテイメントなんです。
ドレスアップして、高級なディナーを楽しんだあと、バーレスクを観る場所もありますが、やっぱり値段が高い。
そこで私は、映画ででてきたLower East SideにあるThe Slipper Roomというお店に行ってみました。
ここはカジュアルで小さく、値段もオンラインで買えば15ドル（消費税抜き）、10ドルでみれる日もあります。
女ひとりで観に行くので、怖々会場に向かいました。
ここの2階にあります。お兄さんに名前をいうと、通してくれます。
入るとこんな感じ。こじんまりとしており、カップルや女性同士でくる人が多かったです。
この日は20時オープン、21時開始でした。前の方の席は事前予約で30ドル、他は当日の先着順です。1時間前〜30分前にくるといい席に座れます。上から見る席もありますが、アングルがあんまり良くないです。
隣にはバーがあります。ビールが8ドル、カクテルは13ドルです。
私の席は後方の一番前で、個人的に一番いい席だと思いました。前の方だと、かなりいじられます（笑）始まるまで、バーレスクの映像やテンポのいい音楽が流れ、居心地が最高でした。
21時になり、司会者が会場を盛り上げます。かなりセクシュアルな話をします（笑）
1人のパフォーマーごとに5分ほど踊ります。この人はかなり露出の高いダンスでした。
女性ばかりではなく、おじいちゃんも登場します。この人、マジシャンだけど、全部デタラメで大爆笑しました。
この人もセクシーダンス。ほとんど脱ぎます。おっぱいの乳首の部分は飾りで隠していましたが、最後の最後にそれも取りました笑
こちらはゲイのダンサー。前に踊った女性たちのギャップがあるのでかなり面白いです。
この人も一見男性のようで、女性でした。音楽に合わせ、ダンスを披露します。
途中、休憩時間が15分ほどあります。そこで彼女らはチップのためにまた踊ります。
この司会者が話しかけているおじいちゃんは、常連さんで、彼専用の席があります。たくさんチップをあげていました。
このように、パンツに1ドル札を挟み、チップをあげます。
そして、また開幕。司会者も着替えます。この司会者もたくさんお酒を飲み、テンションマックスで盛り上げてくれました。
観客は、観るだけではなく、お酒無料で飲みたい人！っていわれ、手を挙げると新婚6ヶ月だという夫婦がステージでバーレスクをさせられていました。すごくなりきれていて、会場も大盛り上がり！
第2部もかなり楽しめました。写真では、あまり露出のないものを選んでのせましたが、下は脱ぎませんが、ほとんど裸です。
司会者の話もかなり下ネタが多いので、そういう話が苦手という方はオススメしません。
個人的に、こんなにも大笑いできて、観客と一体感があり、15ドルで2時間以上も鑑賞できたので、ニューヨークで一番好きなエンターテイメントになりました。
全体的に、女性同士や、カップルで来ても、彼女の方がキャーキャー楽しんでいる様子でした。なので、女性も行きやすいお店だと思います❤︎ただし、年齢制限があり、21歳以上のみが入ることができます！
出演者が日によって全く違うので、webでチェックしてから行きましょう！
以上新しいニューヨークの一面でした！
The Slipper Room
167 Orchard St, New York