二世帯住宅のカタチ
先日、リフォームコンパス東京表参道店にI様がお越しくださいました。
ご主人様お一人でお越しいただき、まずはお話を詳しく聞かせていただくことになりました。
I様のご計画は鉄骨造3階建てのご実家を大規模リフォームして、
ご両親と妹さん、そしてI様ご家族の完全分離の二世帯住宅にしたい、というお考えでした。
二世帯住宅の場合、そのプランにはいくつかのパターンがあります。
1つは極めて同居に近いパターンで、水まわりも多くを共有、一部のみ分離させるといった形です。
次に比較的水まわりや動線を家の中で分けつつ、共用のスペースを設けるなどの状態。
そして、完全分離と呼ばれる玄関から全てを分けて同じ建物内に二世帯で生活する、というものです。
I様のご希望は完全分離の二世帯住宅でしたが、
鉄骨造の建物の場合、階段を増設することに構造上の制限がありますので、
どうしても難しいところがある様にも思われました。
ところが、ご実家は元々のお仕事の兼ね合いで2階の床の一部が開口部になっており、
お話をお伺いしていると、そのスペースを利用することで、
階段の新設もできる可能性があることがわかってきました。
I様が別でご希望されていらっしゃった増築の部分については、
おそらく難しいということをご説明しつつも、建物状況をしっかりと把握し、
可能な範囲でより良い提案をしてもらうためには、
リフォーム会社の提案力や技術力が非常に求められることをお話しさせていただき、
I様には3社のご紹介をさせていただくことになりました。
いずれも鉄骨造の建物についも実績が豊富で、提案に期待のできる会社です。
I様はご夫婦で展示場にも訪れられたりされていらっしゃった様ですが、
ご来店いただいたことでより詳しいご説明を差し上げることができたので、
とても喜んでくださいました。
ぜひ各社の提案を楽しみにしながら、お打合せを進めていただけたらと思います。
I様、ご来店くださいましてありがとうございました!