和菓子道具つくりとあんこ玉の寒天かけレッスン

　8月のBasicレッスンは、「和菓子道具つくり」と「あんこ玉の寒天掛け」を行いました。

先ずは、「あんこ玉の寒天かけ」。あんこ玉は、小豆こし餡、白こし餡のほかに抹茶餡、フルーツ餡3種を作りました。フルーツ餡は、冷凍のマンゴー、フランボアーズ、ブルーベリーをフ―ドプロセッサーにかけてピューレにするところから始めました。同一のフルーツでも個体によって甘味や風味の違いがあることから、味見をしながら加える量を決め、電子レンジで加熱しあんこ玉としました。

　つやつッやの「あんこ玉の寒天かけ」の完成です。

　続いて、「和菓子道具つくり」です。今は、お金を出せばなんでも買える時代となりましたが、少しでも作った経験があると、既製品にないもので自分に合うものを自身で作る大きな力となるものです。それと、壊れた時にさっと作り直す事ができる利点もあります。今回は、菜箸1本を半分に切って丸棒と針棒を、餡竹べらを縦に切って大へらと小へらを作りました。受講生の皆様、カッターや紙やすりを使って竹を削り、針をを割れ目に差し込んで糸でグルグルと巻き上げたりと頑張りました。時間内に終わらないものは、自宅での宿題となりましたが、貴重な経験をされたのではないかと思います。

　コースレッスンをご受講いただく特典として、この道具の他に今後のレッスンで使う平板、絹フキン、たまご型、きんとん箸、さじ切り用スプーンをプレゼントし、木製品の手入れ法もお伝えしました。受講生にとって、とてもお得なレッスンでしたね。これからのレッスン、道具を上手に使って頑張ってくださいね！