民用航空局が世界的な増便に向け交渉

　清華民用航空局は25日の記者会見で一部の国との間で、国際線旅客便の増便に関する交渉を行っていると発表した。

　華国財界からはこの頃、国際的な商取引の増加により従来の航空便輸送量では足りず、また大興空港の発着枠が多分に余力を維持していることについて、実現可能な範囲で速やかに航空便を増便させるよう呼びかけていた。

　また教育部も、新年度にあたり留学ビザの発給枠が拡大したことに合わせ増便しない限り、我が国での学習を望む者がビジネス需要などで高騰している航空券の前に留学を控える可能性が極めて高いとの見解を示していた。

　同局運輸司の仁司長は、これまで清華は各国との国際線運用を円滑に進めてきているとし「国際線の更なる増便を行うことは清華の経済発展および清華と海外の人々の往来に役立つもので、航空運輸業の持続的な発展にとっても必要なものだ」との認識を示した。その上で、「一部の国との間で、段階的かつ適切なかたちでの国際線旅客便の増便について交渉している」と述べた。