ウィッグの染毛に対する注意点 ブリーチ毛の状態と外国人風カラー 江東区西大島美容室
2018.02.13 22:00
-ウィッグの染毛に関して-
取り扱いは細心の注意をさせていただいております。
①ウィッグの髪質上、ご希望の色と全く同じ色にはならない可能性があります。
・ウィッグは製造過程で、何人分かの髪の毛をミックスします。髪質や色は揃えてありますが、経験上ウィッグによって色の出かたが違います。
それぞれの個性なのですが、主に明るくする場合に影響が出てきます。
②染毛、洗髪をしますので、多少の脱毛や切れ毛は避けられませんのでご了承下さい。
・人間の髪に比べて、ウィッグの髪は絡まりやすいです。特に古くなったモノは洗髪後にとけなくなってしまうものもあります。
梳かす際の多少の抜け毛はご了承ください。
③ウィッグのスキン部分やネット部分が染まってしまう場合があります。
・主に人工皮膚の部分です。ギリギリから染めますが、特に暗くする場合は薬剤がついてしまう場合もあります。
④作業の中でネットや人工皮膚への多少のダメージはご了承下さい。特に古くなっているものは、注意が必要です。
・医療用ウィッグは、裏地がデリケートなものが多いです。以前古いウィッグのシャンプーを依頼された際に、ポロポロと裏地が剥がれてしまったこともあります。
⑤ヘアカラーはウィッグにダメージを与える施術です。
・人毛ウィッグは、髪に負担がかかった状態で完成しています。
明るくなったウィッグを暗くする場合などは、比較的負担が少ないです。
しかし、現在流行の透明感のある色、
特にホワイトやグレーは、そのウィッグのブリーチでの抜け具合と許容出来るダメージによります。
↑(例)このような、シルバーアッシュにしたい場合
↑ベースをここまでブリーチする必要があります。濡れると芯が無くクタっとした状態。強く引っ張ると切れる所もあります。
↑乾かした状態。このままではパサパサしてしまうので、インスタなどの画像サイトでは、
↑ヘアアイロンなどで熱を通して巻いて仕上げているものが多いです。
ブリーチを使用するヘアカラー
メリット:外国人のような透けるようなヘアカラーが表現できる。
デメリット:ダメージと引き換え。ウィッグの寿命は短くなる。
↑ハイライト(メッシュ)で、なるべくダメージを抑えた施術例
⑥いかなる場合でも弁償はいたしかねます。
ウィッグは大変高価なものです。
よく考えて納得された上でご依頼ください。
⑦輸送中のトラブルに関しては当社では責任を負えませんのでご了承下さい。
上記の注意事項に同意できる場合のみ、お送り下さい。
<毎日着けるものだから>
ご自分でカスタマイズ(カットやカラー)されたウィッグは、さらに愛着のわく一着になります。