海外へ行っても自信を持てるようになりました!(A・Mさん 26歳 女性 社会人)IDEA ACADEMIA
先日、セブ島IDEA ACADEMIAへの10週間留学から帰国したばかりのA・Mさん。大阪梅田にて、セブ留学のアレコレをたっぷりとお伺いしてきました!マンツーマン授業のことから寮、現地生活まで、良いことも悪いことも率直かつ具体的にお話いただたので、これから留学ご検討中のみなさんも是非参考にしてみてください!
Q:セブ留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
もともと旅が好きで、世界一周旅行を企画していた際に「セブ留学」を知りました。セブ島での英語留学を経由してから旅に出ようと考えたのがきっかけです。
Q:10週間の留学、率直にいかがでしたか?
行ってみて本当に良かったです!英会話力が伸びたおかげで、以前よりも会話が続くようになったし、英語だけでなく、自分のコミュニケーション能力そのものにも自信がつきました。
語学学校の外に出ても自分の英語が伝わるかがちょっと心配でしたが、例えばフィリピン出国時は空港スタッフとスムーズに、ラフな会話を交えながらやりとりできたし、その後に訪れたマレーシアでは、すぐに現地人の友達を作ることができました。英会話力を鍛えたことで、海外に出ても自信が持てるようになり、いい意味で強気になったと思います(笑)。
学校生活でも、最初は日本人の友達ばかりだったけど、留学1ヶ月が過ぎたくらいから変わり出し、外国の友達とも遊ぶようになりました。初めの頃はリラックスして英語を話せるレベルではなかったので、授業についていくのに一杯一杯の中で授業外に英語を話す余裕はなかったけれども、次第に「まず仲良くなるのは外国人」という風に変わっていきました。
Q:留学中の英語力について、どのように伸ばしていきましたか?
IDEA ACADEMIAへ10週間(二ヶ月半)留学しました。もともとの英語力は完全な初心者に近く、留学出発前の数ヶ月間に週2ペースで英会話スクールに通ってはいましたが、高校時代は英語が得意科目というわけでもなかったし、ちゃんと英語を勉強したのは今回の留学が初めてでした。担当エージェントさんからのアドバイスでも、初心者の方は8週間以上を目安に留学した方が良いとアドバイスをいただき、少し足して10週間でプランを組んでみました。
留学1週間目は、先生の言っていることが全くわからなかったです(笑)。2〜3週間目で、意味はわからないものの耳は慣れてきたようで、聞いたことのある単語をいくつかキャッチできるようになりました。それらの単語を辞書で調べ、会話の中で使っていく、という感じでボキャブラリーを増やしていきました。5〜7週間目くらいで、先生たちの言っていることがある程度理解できるようになりました。こういうことを伝えようとしてくれているんだな、といった具合です。
8〜10週間目、最後の2〜3週間で、英語力が一気に伸びた実感があります。プライベートな会話が、自分の感覚としてかなりスムーズにやりとりできるようになり、良い意味で先生とのフリートークが盛り上がるようになりました。例えば、授業の始まりによく聞かれる「昨日はどうだった?」みたいな質問でも、10分間は会話を続けることができるようになりました。
Q:授業について、まずはマンツーマン授業の感想からお聞きしても良いですか?
完全に初心者レベルから始めた私に対しても、先生たちはちゃんと笑って嫌な顔せず教えてくれました。自分の英語レベルが上がってきて、先生たちが私の最初の頃の話などをしてくれると、自分の成長をより感じることができました。全然喋れなかった私に対して、心の中では先生も困ってたかもしれないけど、後から先生の優しさに気づきました。
初めはプロナウンス(発音)の授業などを取っていましたが、まずはボキャブラリー(単語)が必要だと思い、リーディング(読み)の授業を1日2コマ取るようにしました。結果、この作戦は成功でした。2人の先生からリーディングの授業を受けることができたので、それぞれ違うやり方で教えてくれるのが勉強になったし、発音からリーディングへ変えた先生の授業は、今までの復習もしながら進められたからとても良かったです。発音の授業でも、間違った文法で喋ってしまった場合は急遽グラマー(文法)から教えてくれたり、先生によって応用が効くのもマンツーマン授業、IDEA ACADEMIAの良いところだと思いました。
良い先生、悪い先生はあるかもしれないし、講師の変更制度で先生を変える人もいるけれども、結局は自分次第で、「自分のコミュニケーション次第で良い先生は作れる」とも思いました。
※1日8コマの人は、1時間目の8時に授業が入ります。これは動かすことができないし、寝坊するともったいないです。あくまで私のやり方ですが、大事な授業は午後に持っていき、午前に好きじゃない授業を持っていく(笑)、というのもコツだと思います!あと、電子辞書あれば持った行った方が良い!アプリはWi-Fi繋がらないと使い物にならないです。。
Q:グループ授業についてはいかがでしたか?
最初は本当に嫌でした(笑)。レベルに合わせてクラスが組まれると聞いていましたが、、なぜかIELTS(英語の試験コース)を取ってる人と同じクラスだったり、まわりのレベルが高すぎ焦りました。もちろん学校側の事情もあったとは思うけれども、自信はなくしたし、迷惑かけてる感でちょっと引き気味になってしまいました。逆に、授業中に色々助けてもらうことはできましたが、、。
グループレッスンの先生たちはみんな優秀だと思います。グループ授業に関しては、講師の変更制度を一度も使わずに10週間同じ先生だったし、グループ授業に関して不満を漏らす生徒はいなかったです。あとは、同じグループ授業の生徒同士の相性も大事だと思いました。私はグレン(GLENN)先生の授業が印象に残っていますが、5〜6人の少人数グループの授業で、3〜4人が台湾人、あとは日本人という構成でした。台湾人の子達が優しくて、クラスを変える気にもならなかったというのも大きかったです。
グレン先生の授業について付け足すと、担当はカンバセーション(会話)のクラスで、学校では厳しいと評判です。実は今まで一番嫌いなクラスだったのですが、英語力が伸びた8〜10週間目の時期は逆にこの授業が一番楽しくなりました。トピックも難しいものが多く、例えば「あなたの国の法律でおかしいと思うことは何か」とか、「共学の学校と男子校や女子校、どちらが良いか」「では、なぜ共学の学校が圧倒的に多いと思うか」など、日本語でも少し迷ってしまうようなものでした。初めの頃は毎回辞書で調べていたけど、自分の持っている単語の中で工夫しながら表現できるようになってくると、伝えたいこともかなり言えるようになってきました。
Q:セブ島での現地生活について、まずは寮の様子からお聞きしても良いですか?
私はスタンダード寮(ACADEMIA校舎のすぐ裏)の1人部屋へ滞在しました。2人部屋なども少し迷いましたが、自分の時間が欲しかったのと、自習も集中できると思い、1人部屋を選びました。部屋でゆっくり自分の時間を持てたのは良かったけれども、自習に関しては、結局部屋で勉強したことはなかったです(笑)。カフェのような作りになっている校舎施設は放課後も自由に使うことができ、自習はそちらの方が集中できました。他の生徒たちも勉強しているので刺激を受けられるし、部屋に帰るとどうしてもスマホをいじってしまう、、(笑)
部屋の設備に関しては、シャワーがかなりの確率で壊れてしまったのに困りました(お湯が出なくなる、断水するなど)。途上国だし仕方のない部分もあるのと、伝えれば修理はしてくれるけれども、それでもまた壊れて修理依頼のフォームを書いたりするのは面倒でした。。あと、トイレが流れないことも何度もありました。。2人部屋や3人部屋等の他の部屋では不具合がなかったようで、私の部屋だけなぜか、もしくはシングルルームの並び4部屋は壊れやすい傾向にあるのかな、と思いました。フィリピンという国柄、虫は結構出るみたいな話も聞いていましたが、虫は一度も出ませんでした(夜にネズミの足音がする部屋はあったらしいけど)。
IDEA ACADEMIAはホテル寮(サロサホテル)から通うこともできるので、一般的にはホテル寮の方がお勧めかなと思います。校舎から少し離れてる(徒歩5分ほど)ので朝は大変だけれども、水回りのトラブルはないし、門限も無いし、自由度が高い点からもホテルは良いと思います(特に男性は夜遊びに行く方も多いでしょうし)。トラベルシートを提出すれば泊まりの旅行にも行けるのですが、毎晩23時の門限は結構厳しく、初めはスタンダード寮で生活していた人でも、途中からホテル寮に引っ越しする人は多かったです。
Q:学校の食事はどうでしたか?
基本的には美味しかったです。普通に食べれます。他校だとずっと韓国料理の所もあるらしく、それに比べればよかったと思います。特に、ハンバーグが美味しかったです。その他にもタイ料理(グリーンカレーなど)も出るのは良いと思いました。
朝食はたまに食べる程度、朝はだいたい同じものが出ます。白米が出る日は、自分で持ってきたお茶漬けを使って食べていました。個人的にキュウリとスイカが苦手なのですが、毎日出てくるのは辛かったです(笑)。
野菜は出るけど、気を使っている女性にとっては十分に摂れるレベルとは言えないかもしれないです。ビタミンサプリ持って行った方が良いかもしれません。サラダ好きからすると、そこまで良いサラダでもないです。ただ、フィリピンでは生野菜を食べる文化がほぼないらしいので、その点を考えると出るだけでも有り難かったとは思います。マンゴーがかなり安く買えるので、自分で買ったマンゴーを切って食べてる人もいて、それは良いなと思いました。
Q:授業外、放課後の時間はどう過ごしていましたか?
基本的に夜は外食していたので、セブの街を色々廻りたくて、食べた後に散歩しながら帰るパターンが多かったです。外食は学校で仲良くなった人たちと複数人で食べに行くことがほとんどでした。その他、生活用品をスーパーまで買いに行ったり、洗濯を自分でやったりしていました。ランドリーは学校でやってくれるし3日くらいで乾いて返ってくるけど、大事な服は縮んだり、痛んだりすると嫌なので。洗濯バサミがあると、役に立ちます。近場にある安いマッサージ屋にも時々行っていました。
あとは自主勉強ですね。自習室、というか学校のカフェスペースはとても良かったです。スマホ等を充電できるコンセントもたくさんあります。閉鎖的過ぎず、開放的すぎず、マンツーマン授業の教室もちょうど良かったし、授業でもカフェスペースを使えたりするのも気分転換になりました。
Q:休日はどのように過ごしていましたか?
土日は小旅行に出かけることが多かったです。特に、最初の一ヶ月はほぼ毎週どこかに行っていました。オスロブでジンベエザメと泳いだり、ボホールでチョコレートヒルズやターシャ(小さい猿)を見たり、シマラ教会(お城みたいな教会)へ行ったり、、マクタン島のリゾートホテルへ行ったり、バジャオ族に会いに行ったりもしました。土日でダイビングライセンスを取りに行ったりもしましたね。
留学生はみんな、自然と入学日が近い人と仲良くなる傾向にあります。短期留学ですぐ帰る人もいるから、それに合わせて最初は急いで色々行く感じでした。二ヶ月目あたりから、土日にゆったりする時も出てきて、外国人の友達に誘われて、ちょっと外出する程度になってきました。あとは、私の留学した期間(10月〜1月)はイベントが多く、クリスマス、年末年始、シヌログ(セブ島の祭り)なども楽しむことができました。その他は自習か、インスタ等SNSの更新、LINEの電話で誰かと話して過ごしました。
Q:留学後の予定をお聞きしても良いですか?
IDEA ACADEMIAを卒業後もセブ島にちょっと滞在して、マレーシアとシンガポールを旅しました。日本国内も含め、今後しばらくは旅を続けようと思っています!
最後にこれから留学される方へメッセージをお願いします!
英語スキルを上げて帰ってくることが留学をする最前の目的ではありましたが、能力の向上以上に英語を好きになって帰ってこれたことが、今回の留学において一番価値を感じているとことです。私の場合は留学以前よりも「もっと英語を使いこなせるようになりたい」とモチベーションが上がったままの状態で帰国し、それが今も継続しています。
今だに在学当時の友達や先生から、毎日温かみのある英語のメッセージが届くのも、モチベーションの継続や自分のコミニケーションの自信にも繋がっていると思います。
これから留学される方には、留学先として選んだ国(フィリピン・セブ島)が明るく陽気な国民性の国であることを醍醐味に、その生活の中で出会う人との時間も楽しみつつ留学生活を送ってほしいです。
インタビューを終えて
留学は「留まって学ぶ」と書きます。留学エージェントという立場となり改めて感じたのですが、この言葉の意味は意外と奥深いです。同じ海外へ行くにしても、移動要素の強い「旅」とは違い「学び」を目的とするもの。
セブ留学の本分は、マンツーマン授業を中心とした英語学習です。けれども、せっかく長期間海外へ留まる貴重な機会、現地で学べるものは他にもたくさんあり、それらは時に英語学習以上に価値を持つものだと確信しています。
最後のメッセージにもいただいたように、フィリピンの文化や国民性を肌で感じることや、留学先での出会いをきっかけに英語で繋がっていくこと、そのあたりまで含めセブ留学の醍醐味を楽しんでいただき、セブ留学を勧めた身としては本望だと感じました。
A・Mさん、長時間に渡るインタビューでしたが、ご協力どうもありがとうございました!!
※A・Mさんの留学先IDEA ACADEMIAの詳細はコチラから!