白毫寺(奈良)聖地巡礼シリーズ
タロット読み師のアドリアーナです。
今日はアドリアーナの「聖地巡礼」シリーズです。
先日訪れた奈良の「白毫寺」(読み:びゃくごうじ)をご紹介。
まだ萩の満開には早かったのですが、様子を見に行ってきました。
近鉄奈良駅から奈良公園を奥まで歩き、春日大社あたりから南下してしばらく歩くと高台に存在するお寺です。今の時期は、子鹿がたくさんいてとても可愛いのでそういうのを愛でながら歩くと駅から1時間弱かかります。
途中、栗がなっています
まだまだ暑いですが、植物たちは季節の移り変わりを教えてくれますね。
白毫寺は、閻魔様がいらっしゃり、そして「花寺」です。春先の樹齢450年の椿、そして9月に乱れ咲く萩寺として有名です。
白毫寺の入り口から長い階段を上がっていくと、生駒山を背景に奈良の街並みが一望できます。両サイドの植物、これが全部、萩です。
満開の時期に来たら綺麗でしょうね〜
来月、関西に戻ってきたらもう一度早朝に訪れる予定です。去年は、京都の萩を訪れましたが、白毫寺のこの眺めは他にはないものですね。
数輪、咲いていました。
萩というのは本当に、秋のはじめに一瞬だけの儚い花です。
今年は絶対に、満開のジャストタイミングに見に来たいです。
そういえば、アドリアーナの自宅の私のハーブガーデンに最近「荒れ地ヌスビトハギ」なる、外来植物のハギモドキのような植物が山盛り生え始めました。物凄い根の深さと繁殖力です。
植物も一生懸命生えているので抜くのはかわいそうですが、日本の生態系が壊れるのは良いことではありませんので抜くことにしています。
手前の菩提樹、そしてまだ咲いていない萩、奥に本堂です。
アドリアーナ以外、誰もいません。
奈良は、早い時間は本当に人がいません。
こういうところも奈良の好きなところです。
「大仏商売」という概念が奈良にはあるとされており(外部の表現)、あまり良いものとされていない表現だったりもするのですが、きっとそのおかげで派手な宣伝装飾、わざとらしさが最小限にとどめられているところが貴重です。観光地としての自立経済的な発展も大事なことでしょうが、自然なままの景観保全のため、税金を使うのは私は良いことだと思っています。
私のタロット占いも、自分で「当たる」「当てた」などと表現することはありません。それは、お客さまが感じることであって、自分で言うことではないからです。むしろ当たる、当てたなどの表層的・短絡的価値感ではなく、時間や方向の「道」を感じていただけるような占いでありたいです。
奈良を訪れるたびに感じる、時の流れ。道のつながり。
あと数日でまた東京での鑑定が始まります。この9月も皆様、お待ちしております。
Stella Maris Adriana
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