太らせるものBest 3
無理のある我慢ダイエットは、リバウンドを生むのでやってはいけませんが
栄養バランスを見て、やはり食べ過ぎているものは減らします。
逆に言えば、必要な栄養と生命維持に必要なエネルギーは必ず摂らなければ危険です。
ダイエットの際に、減らす順位
第1位 アルコール
第2位 脂肪
第3位 糖分
上記のようになっています。
●ビタミン・ミネラルは十分に。
●大人も子どもも、1日、野菜は350g以上・果物は200g以上摂取しましょう。
●糖質は、白砂糖は控え、主食(雑穀米・玄米・胚芽米が理想)から。
●1日体重1㎏当たり5~7g必要です。
●たんぱく質は、脂肪の少ない赤身の肉等、良質のたんぱく質から。
●脂質は、できれば毎日でも青魚150gほど摂れると良いですね。
では、第1位のアルコールについて、もう少しお話しましょう。
お酒は大きく3種類に分けられます。
●醸造酒
原料をそのまま、又は、糖化・発酵させたもの
①単発酵酒・・・原料の中の糖分がそのまま発酵したもの・・・ワイン等
⓶複発酵酒・・・麦や米など澱粉質が原料。糖化の製造工程があるもの
a 糖化後、アルコール発酵・・・ビール
b 糖化とアルコール発酵が同時・・・清酒
●蒸留酒
醸造酒を蒸留したもの・・・焼酎・ブランデー・ウイスキー等
●混成酒
醸造酒・蒸留酒に甘味料や色素などを加えたもの
・・・カクテル・リキュール・甘味果実酒など
アルコール(お酒)は、ダイエット中できるだけ控えたいものです。
しかし、息抜きや人付き合い、楽しみも大切!
最低でも、週に2日は必ず「休肝日」を設けましょう。
アルコールは度数だけではなく、含まれる糖質量に注意が必要です。
これは種類によって異なります。
糖質が多いもの
ビール・発泡酒・日本酒・カクテル
ワインは糖質は少なめではありますが、ロゼ・白・赤の順番で高めです。
焼酎・ウイスキー・ジン・ウォッカ・糖質ゼロの発泡酒は、糖質少なめです。
少なめであっても、連日や多量飲んでしまえば、
やはり、どうしても太りやすくなります。
お酒の飲み過ぎは、高血圧・脂質異常症・肝硬変・高尿酸血症・痛風・睡眠の質の低下を招きますが、少量の飲酒は「百薬の長」と呼ばれる通り、非飲酒者以上に睡眠の質も上がり、
虚血性疾患・脳梗塞・2型糖尿病のリスクも低いという研究結果が出ています。
お酒を飲むとトイレに行きたくなりますね。
これは、飲んだお酒がすぐに体外に排出されているのではなく、
お酒の利尿作用により、元々、体にあった水分が排出されています。
更に、身体の中ではアルコール分解が行われます。この際にも水分が必要になります。
こんな状況が続くと、どうなるでしょうか?
脱水状態を起こしやすくなり、アルコール分解能力も低下し、
二日酔いまっしぐら・・・ということになります。
トイレが近い人ほど、きちんと水分摂取をしましょう。
お酒好きな人からは、ダイエット中でも楽しみを失いたくない気持ちから