Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

台湾いとしこいし

2022年1月お正月は日本のお寺巡りでエア帰省⑥鎮南山・臨済護国寺。飛行機、そして猫。(後編)

2022.08.28 08:23

2022年1月。

エア帰省散歩(お寺巡り)で臨濟護國禪寺を訪れたがぁこさん。

お参りの帰りに立ち寄った、本堂裏手の小山というか高台の広場で新四国八十八ヶ所霊場の石仏に出逢い、日本の面影を感じ歴史ロマンにひたりつつ。

ランチの後はずっと歩いているか階段を上がってるかで、ちょっと疲れたのでここで休憩。

1月とはいえ晴れていたので気温は高め。歩いていたので汗もかいていたが、木陰もあり、高台を通り抜ける風のおかげで過ごしやすい。

本堂側とは逆の、花博公園の方向に目をやると、手前にお寺の敷地の緑の森、緑の隙間から花博公園の芝生が、遠くに台北101まで見通すことができた。

石のベンチに腰掛けつつ、お茶を飲んでいると、「ギュウウウウンン……」と空気を震わせながら、目の前を飛行機が通り過ぎて行った。

松山空港に向かう飛行機だ。ここから松山までほぼ直線ですぐ。花博公園といえば、飛行機がよく見えることでも知られているが、ここから見た絵面も素敵じゃないか。

新しい発見で、ちょっと得した気分。

休憩を終えて、また少し敷地探索。

高台の広場の奥、北側には「萬靈塔」という中国風のお堂が建っていた。

建物の基礎部分はかなり年季の入った石垣が組まれているので、もともとは日本風のお堂だったと思われる。

信者の方がお堂の中でお祈りされてたので中に入らず、写真も撮らなかったが、あとでネットで調べたら、第四代台湾総督児玉源太郎の髪塚や、お寺の初代住職のお墓などもお堂の前に建っていたようだった。知らなかったから素通りしてしまった。残念。

天后宮の弘法さんや石仏といい、この素通りの件といい、お寺や史跡を訪れる前には、やっぱりいくらか調べてから出かけたほうがより深い感慨があるのだということを改めて感じました。反省。

萬靈塔の左の細い路地の階段が「八角亭」に続いていると表示があったので、階段を上がってみた。建物を見ると、ご位牌とかが置いてある様子だったので中に入らず、そのまま下山することにした。

この階段は下のコンクリートの事務所みたいな建物に続いていて、建物から本堂に抜けられるようだったので、階段を下りていく。

途中で猫さまのご先導もあり。萌え。けどこの方はこちらを見ながら先を歩かれるが、こちらに近寄ってくださるサービスは無し。接待要員ではなかったらしい。笑

通路に餌が置いてあったので、お寺の方か誰かがお世話してらっしゃるのかな。

本堂裏の建物の何階かな、上から見下ろした本堂・大雄寶殿。

これはこれは。この角度の屋根も素敵じゃないですか!

上に上がらなかったら見ることはなかったですわよね。一期一会に感謝。合掌。

地上に降りてきて、もう一度本堂をぐるりと見て回り、今度こそお寺を後にした。

さて、再びMRTに乗って、次のお寺に向かおう!

2022年1月お正月は日本のお寺巡りでエア帰省⑦につづく~



臨濟護國禪寺

住所:台北市中山區玉門街9號

時間:07:30~16:00