『ラストレースへの想い』 茂内 さくら

9月8日（木）〜11日（日）に全日本大学選手権大会が開催されます。熱いご声援を宜しくお願い致します。熱いご声援を宜しくお願い致します。4年生全員がレースへの想いを綴りましたので、紹介していきます。

今回の担当は、茂内 さくら（社学4・秋田＝秋田）です。是非、ご一読ください。

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「リベンジ」

引退まで1ヶ月となった日。父からあるメッセージが届きました。

そこには「大学まで競技を続けてくれたこと感謝している」と書かれていました。

正直、驚きました。もちろん私が早稲田でボートを続けているのは父からお願いされたからではなく、紛れもなく自分の意思で、日本一になりたくて、ここにいます。だから本来感謝すべきなのはバイトもせずに部活をさせてもらっている私の方です。

思い返せば、私の家族はほとんどの大会に応援しに来てくれました。どんなに忙しくても、どんなに暑くても、どんなに遠いところでも駆けつけてくれました（さすがに無観客試合の時は来られませんでしたが）。家族の支えなしではここまでやってこられませんでした。感謝してもしきれません。

この4年間楽しいことばかりじゃなかったし、むしろ辛いことの方が多かったように思います。でも1週間頑張って飲むお酒は最高においしかったし、練習終わりに女子部屋でグダグダしゃべっている時間は最高に幸せでした。そんな何気ない日常にはいつも同期がいてくれました。素敵な先輩、後輩にも出会えました。やっぱり私は早稲田を選んでよかった。これは自信を持って言えます。

ラストレースまであと少し。

後輩ながら最高に頼りになるストロークと、今年こそ。

最後の最後まで私らしく、楽しみます。