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忘れてはいけない日本の「食用卵」のアブない実態!

2018.02.14 07:01

何年か前に危ない卵の話は聞いた事があった。

 確かに聞いたはずだったが、私はすっかり忘れていた。

でも私が聞いた話は卵を産ませるところまでで、その後の話は知らなかった。 

今回、現代ビジネスさんのニュース「日本人だけが知らない「食用卵」のアブない実態」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54355を読んで思い出し、最後まで読んで泣きたくなった! 

ここまで酷いとは・・・! 


もともと卵は高級食材だった。 

統計では1950年頃の日本の鶏卵は400gで99円だったそう。 

今の価格にすると2370円相当になる。

つまり卵一個が5、60gだとして一個が300円以上したのです。 

今から50年ほど前、私の家は祖父が庭で鶏を飼っていて、その卵を本業のかたわら店先で売っていた。 

店先にあっても家族の食卓にはのぼらない。 

その頃もまだ普段は食べられない高級食材だった。 

今では考えられないかもしれないが、ほとんどの卵は有精卵だったからヒヨコも元気に庭を走り回っていたのを覚えてる。 

蛇が鶏小屋を襲って、卵やヒヨコを飲み込むので蛇対策に苦労していたように記憶している。 

一度、蛇が飲み込みすぎてお腹が大きくなりすぎて、朝、鶏小屋の中で動けなくなっていた事がある。 

欲張りすぎた蛇は自業自得の結末を迎える事に! 

そんな風に昔は鶏は放し飼いにされていて、鶏小屋は休むため、卵を産むための場所だった。

 いつからなんだろう、巨大な養鶏場が出来て沢山卵を産ませて安く買えるようになって来たのは?

お陰で卵が日常の食卓に上るようになったのだろうけど、何か間違っていない? 

昔の卵は、病気の時に食べさせてもらえるような栄養豊富な食材だったけど、 

今スーパーなどで売られている卵は抗生物質にまみれた健康とは程遠い食材になってしまった。 

これを修正するには、消費者である私たちが

適正な価格で本物の卵を購入するようにするしか方法はないと思う。 

もう1つ驚いた事に卵の黄身の形状までもが日本向けのヒヨコの輸出で変わってきている。 

日本人は黄身が盛り上がっているのが好きだから、

そんな卵を産むヒヨコを輸入しているのだそう。

卵の黄身が盛り上がっているのは新鮮な証拠だと思っていたのは間違いだったという事実に衝撃! 

卵の黄身は濃いほうがいいと思っていたけど、黄身の色は餌の色。 

本来卵の色は黄色だから黄身って言うんだ。 

どれもこれも表立って消費者には知らされていない情報。 

自分たちの健康を守るためにも消費者が賢くなって、

もっと正しい情報を得るように努力しなければならないと思う。 

今、私たちに出来ることは 「まっとうな卵を適正価格で買う事」 しかない。 

スーパーに積んである卵ではなく、平飼いしている養鶏場の卵を買おう。 

高いから手が届かないと思っていたけれど、 昔の価格から考えたら、

卵一個100円でもおかしくない。 

そんな卵を売ってるお店があるんだろうか!? 

探しました。 

数少ない平飼いの農場を見つけました!! 


森の農楽舎 http://www.shizentamago.com/ 

歩荷(ぽっか)http://www.bocca-farm.jp/chicken/index.html 

タナカファームhttp://www.tanaka-farm.jp/  


「平飼い有精卵の卵」昔はそれが当たり前だったのに、

現代はその当たり前の卵がそう簡単には食べられないという現実。 

その現実に何の疑問も持たず「スーパーの大安売り」の卵を喜んで買っていた私! 

健康の為だけでなく鶏たちの為にも もうスーパーの安い卵を買うのはやめます。

値段は高いと思うけど、グラム100円の肉より栄養価も高くて安心安全な

「元気な健康な鶏から生まれた、栄養豊富な身体に良い卵」

家族、特にこれから大きくなっていく子供たちに食べさせたいと思います。 

今までのようには沢山は食べさせてあげられないけど、逆に健康になれると思う。 

ステーキの代わりに美味しい卵。 

私たち消費者の一歩が日本を変えると信じて!