中2の頼もしさ。
2018.02.14 15:57
今回の学年末テストは、
今までで最も余裕のある対策期間でした。
生徒たち自身も同様のことを感じているようで、
「教科は増えているのに今までよりずっと
やることが少ないように思いました。
しっかり準備をしていると、こうもテスト期間が
楽になるんだということが分かりました。」と。
それは実際指導している側も同じです。
手取り足取り、これが大事だ、だの
これがポイントだ、だのそんな小細工よりも
生徒たちが全面的に範囲を支配しにかかって
詰めの学習に転じているという状態が理想形です。
まだまだ私からすれば詰めは甘いのですが、
それはいつも学年トップを狙ってやっているから、
そのくらいではダメだ、といつも思って
しまうからかもしれません。
期末期間中でしたが、総合8割にとどまった
前回の生徒たちのテストの結果を聞き、
「1学期初っ端の実力テストは9割狙うよ。
君たちは合格するだけじゃ足りないんだ。
実力的に上位で合格した人の視点と、
ギリギリ合格した人の視点は違う。
西高で楽しむなら、9割を常時取れるように。
期末終わったら1・2年の総復習に入るよ。
楽しみだね!」
ということを伝えてゆきました。
そして、最後の最後に笑ったことを紹介します。
明日の英語のテストの詰めで解いていた問題のラストに
こんな問題がありました。
「What do you want to enjoy tomorrow?」
生徒はこう英作文していました。
「I want to enjoy the test tomorrow.」
私と生徒で了解している意味でのthe、
英語の教科であることを暗に示す単数形。
二人で笑いながら、
「精一杯やっといで、やれることは
しっかりやったからね。」
と送り出しました。