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ワンダーパブリッシング~本の製作と販売~

イヤや、は素直に従ってもいい

2018.02.15 00:35

いつも有り難うございます。嶋立歩美です。


昨日、幼稚園から帰ってきた娘が


「◯◯ちゃんはイヤなやつやねん」


と言い出した。

なぜ、と聞くと、どうやら娘が昼ごはんの時に友達からフルーツをもらった。

なのに、他の友達がそのフルーツを横取りして食べてしまったのだそう。


で、

「あの子のことはキライになろうと思う」


と言っていた。

なんかほほえましいのですが、本人にとっては重大なことなんでしょうね。


私は、娘に「キライになっちゃダメよ」なんて言いません。


人間、大人だって、そういうことはある。


イヤや、キライや、という思いは、

醜いことや浅ましいことではありません。


肉体を持った人間の、とてもナチュラルな生理反応。

「自分の求めてることとズレている」

という、シンプルな免疫反応です。



私だって、イヤだなと思うことはやりたくないですし、イヤだなと思う人とは極力関わりたくない。


そして、イヤなことをイヤイヤやって、良かったことはまずありません。



イヤや、は、とても大切なセンサーです。



ところで、日本の今の仏教はとても学問的、思考的になっていて、

釈迦が生きていた時とは本質が大きくかけ離れています。



感情というものに対しても、「それは雑念だ、悪いものだ」というイメージが強くあり、

それが今の日本人の気質に「無意識に」入り込んでいます。



でも、

「感情をなくして、イヤや、苦しいと不平不満を言わないことが素晴らしい。」


という考え方は、

上に立つ人間が、小作農を頑張らせる時に使う常套句ですよね。


「ほら、黙って頑張っていれば

いつかいいことあるよ」



と。


いいことがあるのは、それを搾取する人だけです。



私たちは、気づかないうちに、

人が意図的に作った「システム」にどっぷりと一体化してしまいます。


子供は、限りなくプレーン。



素直に「イヤや」と言っちゃいます。



そこで、「あの子のことをキライになっちゃダメよ」と感情を封じると、

娘はその子のことを余計にキライになるでしょう。



次の日には、そんなこともサッパリ忘れて、

いつものように仲良く遊んでるんです。



サッパリ、すぐに離れる。

いつまでも、引きずらない。


ちょうど良い間合いを作る、というのが感情と付き合うコツです。



感性は活かして、ゆがめす、

豊かにしていけると良いですね。



(嶋立歩美)