工房づくり4(床の防水塗装)
工房は使えるようになったが、雨の後で壁際の床に水が出てくる。
締め切って換気扇を回すと余計に出てくるようで、どうも家の内側から染み出してくる感じだ。壁と床の隙間も怪しいが、コンクリート自体から染み出てくるようだ。どうするか色々と調べた結果、コンクリートの改質剤を使って、防水効果を高めて、上から床用の強い塗料で塗装することにした。
湿っている床、棚などをずらしてまず乾かしたいが、2022年この夏の猛暑続きのうちに乾かして作業をする!
浸透性珪酸塩系コンクリート改質剤、Sクリートアップ。これをまずコンクリートに浸透させて下地処理とする。
アクリル樹脂エマルジョン塗料、水系ボウジンテックスアルファ。上塗りに、明るいグレーにした。コンクリートへの食いつきがよく、はく離にも強いようだ。すごく滑らかで塗りやすく乾燥定着も非常に速い。
今ある全部どかす場所はないので、少しずつ仕上げていくことに。
まずは一番水の出てくる家側の床、掃除後、改質剤をたっぷり塗って乾いたら2度塗り。
壁と床の隙間には、弾性のポリウレタン充填剤、ボンドウレタンコークを注入。ゴム状に固まるので、後でヒビしないし、塗料の食いつきが良いというのでこれを選択。
上塗りも2度塗りして乾燥させ、棚を戻した。コーナー仕上げが粗っぽいが、とても作業しにくい場所で、見えなくなるし、まあいい。
ここに敷いていたIKEAの床材も、再度防腐防カビ塗料を塗っておきます。
この作業を各コーナーごとにやっていく。暑いので乾燥が速くて良いが、自分は汗だく。
床材を敷いていい感じになりました。
次は一番大変な家具を移動しての作業。重いので中身をだいぶ出して、ヨイショと移動。
ここの床もかなり水が出ていたところなので、しっかりと処置して塗装します。
仕上がって、家具などを戻しました。
あとは順序よく、壁ぎわの物を移動して、処置して塗装を繰り返していきます。
ここは外側面、こっちに向かって床が傾斜しているけど、このへんはあまり水は出なかった。家側は床下が土で、こっちの外は舗装されてるせいかも知れない。とにかく順序どおりに作業、壁との隙間も多いので、しっかりコーキング。
IKEAのこの床材はなかなか良い。裏側がプラスチックの構造で上に木材なので、木材が直接床に当たらないので、傷みにくい。安いくて良い。庭でも使っている。
周辺から自分の居場所を確保しながら下地の改質剤を2回、上塗りを2回、それぞれ乾燥してから進めるので1.5〜2日間はかかって次に進む。
こんな感じで作業を繰り返し行うこと、毎日少しずつ、約一ヶ月かかったけど、仕上がりは大満足。
元々のコンクリ施工の荒さが目立つなあ。それと防水になったし、塗膜は溶剤には弱いので、塗装とかバイク整備のときは何か敷いて作業しないとね。
とにかく作業完了。きれいになって色々やる気が出ます。