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Atlanta Life ~via Belgium~

効率的なアメリカ

2018.02.15 03:54

アメリカに住んで早半年。

アメリカってほんとに便利なところだなと最近つくづく思います。とにかく何でも効率的で、スマートフォンのアプリを使っていろんなことがサクサクと進みます。スマホを持っていないとアメリカでは生きれないんじゃないかってくらいスマホが幅を利かせていて、子供から大人まで持っています。


先日ダウンロードしたスターバックスのアプリは、事前にアプリに課金をして、スタバに行く前に商品をオーダーし、後は店で受け取るだけ。支払いもアプリ内で済ませることが出来るのでほんとに文字通りドリンクを受け取るだけで何も待たなくていい。

アプリで事前オーダーできない店もあるんですが、そういう時でもアプリの支払いは可能。レジでただスマホのアプリに表示されたバーコードを提示するだけで終了です。さらに頼んだドリンクの栄養成分をアプリでチェックすることもできます。この間は無糖だと思って頼んだ紅茶が甘くて、栄養成分をアプリでチェックしたらなんと35グラムの砂糖が入っていて大きなショックを受けました。せっかく糖質制限をしているのに…。でもおかげで、事前にアプリでチェックすれば好みのドリンクを間違わずにオーダーできることもわかったし、これでレジで手間取わなくて済みます。


最近なんて、確かアマゾンだったと思うのですが、レジがないお店ができました。好きな商品を選んでそれを持ってお店を出るだけ。カメラが設置されていて自分が手に取った商品が撮影されていて後で課金されます。本当に未来のような凄い世の中になったなぁと思います。グアテマラの秘境のようなところがあるかと思えば、アメリカの大都市では全自動の小売店ができています。

スタバなどのカフェだけではなく、スーパーでもアプリが大活躍。例えば私がよく行くホールフーズでは、アプリ内にクーポンがあってそのクーポンをタッチして、バーコードを表示させ、それをレジで提示すると割引になります。後日、購入した商品の関連商品の広告がSNSに表示されたりして、え、なんでこれに興味があるって分かったの?とちょっと空恐ろしくもなりますが、自分が興味がありそうなものを先回りして教えてくれるのは便利といえば便利。

あとスーパーやカフェでもそうですが、かなりのカード社会。現金なんてアメリカに来てからほとんど触ってない。すべてカード決済なので、家計の管理が楽ちんです。


そういえば先日Amazonで間違った商品を買ってしまって、その返品手続きをしたのですが、あまりのシンプルさに驚きました。買った商品のページに行って「返品する」というボタンをクリック、返品用のバーコードをプリントアウトし封筒に貼り付け、後はアマゾンのロッカーがたくさん置いてある場所に行って商品を渡すだけです。Amazonのロッカースペースでバーコードを読んでもらったら、即時に返品完了のメールがAmazonから届き、数日後に返金完了です。アメリカは本当に気軽にものを買うのでとても気軽に返品できるんです。こんなに簡単に返品できちゃうなら、ほんとに便利だなぁ。友人もばんばんネットで洋服を買って、合わなかったらすぐに返品しています。


あとアメリカのトイレもなかなかの効率的です。トイレットペーパーが大量に置いてあるんです。人気がないグランドキャニオンの数十キロごとに出現する小さな駐車場のトイレでも大量のトイレットペーパーがストックしてあり、1度もトイレットペーパーに困った事はありませんでした。一方、グアテマラあたりの中南米の国に行くと、ほぼトイレットペーパー切れ。アメリカに慣れてしまった私がそのたびに苦労しました。


日本のサービスはかゆい所に手が届く超手厚いサービスですが、アメリカのサービスはいかに時短して楽にするかを重視したもの。ちなみにヨーロッパはサービス自体があまりなかった気がする。まぁ期待もしてないし、それはそれでヨーロッパのスローライフは好きだったんですが。


今日書いたことはアメリカ人にとっては何でそんなことブログにするのってくらい当たり前のことだと思います。でもヨーロッパを経てアメリカに来た私にはとっても新鮮。

アメリカの効率主義に驚いて度々このブログでも触れていますが、あと半年のアメリカ生活で色んなアプリを使いこなして、アメリカの効率性を目一杯吸収しようと思います。