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ジャズ、スローコアが哀愁漂うアンビエントな組曲の中に入り込む Emilie Rexとスロウコア・バンド SpokaneのRick Alversonによるデュオ【Lean Year】の2ndアルバム!

2022.09.02 09:25


ヴァージニア州リッチモンドを拠点とするシンガーソングライターEmilie Rexと、スロウコア・バンド Spokane のメンバーで映像作家のRick Alversonによるデュオ【Lean Year】の2ndアルバム。


Emilie Rexの母親が手術から回復する過程で経験した、アヘンによる幻覚に基づくもので、夢のように美しく、しかし冷たく厳しい現実を作品に反映。

シンセパッド、木管楽器、そしてすぐにそれとわかるRexの声が織りなす瞑想は、悲しみと記憶の世界を旅する痛ましい作品。



死に直面したときに表面化する、辛く、複雑で、私的な感情を処理しようとする試み。


「Sides というコンセプト・アルバムを作って、世界のあらゆる分裂や、自分たちの家族の分裂について考えようと思ったのです。このレコードは喪失と悲しみについて書かれたものになりました」(Rex)

「このように、Sides というタイトルはやはり適切だった:僕ら個人の悲しみと集団の悲しみ、前と後の余白、その間と耐え忍ぶという行為と感覚です」「対立する2つの側面の間の敷居をまたいでいるように感じました。紛争の前の瞬間とそれが過ぎ去った後の瞬間、生と死、生きるという行為とその行為の記憶です。悲しみは、自分が知っていることと、今知っていることの間で争うようなもので、しばしばその両方が同時に現実と非現実のように感じられます」(Alverson)


今作は、AlversonがErik Hall(In Tall Buildings)と共にプロデュースし、Elliot Bergman(Nomo, Wild Belle)とJoseph Shabason(Destroyer, The War on Drugs)が参加。



ジャズ、スローコア、ダーゲル風R&Bが、哀愁漂うアンビエントな組曲の中に入っており、歌詞が幽霊、子供時代、死について語る一方で、リスナーを穏やかな状態へと誘う映画のような質感を持つ作品。




Lean Year 『Sides』