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きょうのフランス France Aujourd'jui

ロゼを飲み比べる

2022.08.31 07:33

リヨン在住の日本人の方々とワイン会を開催。

行く夏を惜しんでロゼの比較をしました。

ロゼには3大ロゼと言われるロゼダンジュ、タヴェル、プロヴァンスがありますが、フランスの現実ではプロヴァンス以外は過去のものになりつつあります。

ただ一応知っておくために飲んでおいた方が良いのですが、前者2つは専門店で見つけるのが難しく、1つ目はスーパーでしかほぼ扱いがなく、2つ目は現地に行かないとほぼ良いものは飲めないというのが現実。

テイスティングしても、その後すぐに買って楽しめなくては意味がないので、プロヴァンス、リュベロン、ボジョレーのセパージュもテロワールも違う3種類を飲み比べました。

プロヴァンスは言わずとしれたブラピのシャトー。

最近アンジェリーナジョリーが持株を無断でロシア人に売ったことで揉めているドメーヌです。

ボトル、HP、ワインをテイスティングして、ブラピは頭が良い人だなと思いました。

ハリウッドらしい、ワインドメーヌとしては突出して美しいHP。

ロゼは雰囲気を盛り上げる小道具的なニュアンスが大きいワインなのでイメージは大切です。

プロヴァンスらしい丸みを持ったボトルも色も美しく、夏のプールサイドにピッタリ。オシャレです。

最近人気の by OTTもボトルが美しいですが、ロゼのようにカジュアルさが売りのワインの場合、見た目は特に重要です。

そして肝心のワイン作りには、シャトーヌフドゥパップという南ローヌヴァレイの超名産地の老舗の名門ドメーヌが技術協力していて、バラの香りのする繊細でエレガントなロゼに仕上がっています。

HPやインスタのマーケティング、味ともにクリア。

このそつのなさがブラピの賢さ。(アンジェリーナジョリーの入れ知恵かもですが。)

かたやリュベロンは今は昔、ピーターメイルの「南仏プロヴァンスの12か月」で爆発的に知名度が上がったプロヴァンス地方産。

若い作り手がオーガニックでしっかり真剣に作ったもの。

シンプルなボトルにグルナッシュをメインにブレンドされたしっかりとしたアロマと味わい。

赤いフルーツや柑橘、有核果実も感じられ、味わいを楽しむタイプのワインです。

オーガニックの良いところは悪酔いしないところ。

このロゼと日本のコスメSHIROになぜか私は共通するイメージを感じます。

どこか透明感がある感じです。

そして地元のカヴィスト(ワイン専門店)オススメのボジョレーのロゼはガメ一種で、ミネラル感たっぷりの柑橘系。さっぱりとした飲み口のロゼです。

このようにロゼと一言で言っても個性があります。

赤、白ワインに比べ、長期保存が効かず、早いうちに飲むのがロゼ。

フランスではロゼ=夏のイメージで、カジュアルなもの。

それだけに新規参入が赤白に比べると簡単かもしれません。

カジュアルで手頃に買える価格帯。

100ユーロのロゼはシャンパンロゼ以外にはありません。

ワイン選びに時間をかけずに買うタイプのワインなので、イメージで売ることが赤白に比べて可能だと思います。

それゆえセレブの参入も多く、ここ数年ブームになっているのかもしれません。

プラス、主張があまりないタイプのワインなので、どんな料理にも合わせやすく、キーンと冷やして飲めるのも人気の理由の一つだと思います。

昨日はクレモンと呼ばれるシャンパンと同様の作り方をするスパークリングワインのロゼがセールで2本買うと2本目50%offでしたので、購入。

ロゼワインで有名な産地の一つ、ブルゴーニュのスパークリングワイン、クレモン専門の作り手のもの。

とにかく飲みやすい。なんにでも合わせやすいロゼでさらに泡なので、キーンと冷やしてパーティーの最初の一杯として、喉を潤すのに最適。

個人的にはビールよりずっとオシャレでシャンパンよりもお手軽な乾杯用アルコールだと思います。

オシャレなソワレの小道具の一つとしてロゼ、是非取り入れてみて下さい。