Gilbert・Brackfang/ジルベール・ブラックファング
博識な弄られ皮肉屋
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!俺に頭脳以外の取柄を見つけてくれたこいつらといて何が悪い!!!誰もが夢見るような冒険に目を輝かせることの何がおかしい!!!俺には…ッ、「自分」がわからなかった!それが、いとも簡単に見つかったんだ!見つけてくれたんだ…!!」
性別:男性
血液型:A
誕生日:霊2月25日
年齢:18
出身地:グリダニア
種族:ヒューラン・ミッドランダー
一人称:俺、僕
二人称:あんた、(名前)
概要
「空の戦士たち/Someone for Someone」、レンのパーティメンバー。
守護神はサリャク。黒渦団所属。妖精・セレネと心を通わせる皮肉屋の学者。地頭がいいこともあり、雑学から専門知識まで幅広くを知っているPTの知恵袋。
いつも一言多い。特に(ヴィエラのなかでは)幼く、まだ知らないことも多いキスケやどこか抜けているイヴォ、気弱なアンに対しては少々見下すような発言をすることも。イヴォに関してはロール的に嫌でもニコイチなので、下手な動きを見せると後でお小言タイムが始まる。それは攻撃をよけ損ねた仲間も然り。(アンは別に怖がってはいない。貴重な人材。)
しかしジルベール本人がPTの中ではまだ幼い方だということもあり、仲間たちははいはい、といなしがち。これでも本人の出自や回復の確かさ、素直になれないかわいらしさから愛されているのである。
実は頭がいいことには理由がある。幼少期、先祖がイシュガルドよりグリダニアに移住した貴族、という血筋で育った育ちのいいジルベールは、ほぼ軟禁状態で様々な知識を頭に詰め込むことだけを楽しみとしていた出来のいい少年だった。ようは、毒親の元で勉強だけを娯楽とするよう育てられたのである。承認欲求も、親の笑顔も、全てを勉強で埋めてきたジルベールにとって、それしかコミュニケーション方法はなかった。このまま「外の世界」をしらないでただ、一生を終えるのだろうな、とそう信じて疑わなかった。
しかし幸か不幸か。仕事で家を空けていた両親が一向に帰ってこないことを心配して、初めて家を出たジルベールを襲ったのは_自身の体の三倍もの大きさの魔物だった。死を覚悟した瞬間、レンたちに命を救われたのである。しかしそれと同時にレンたちの口から、両親らしき人物が魔物に襲われていたようで、無残に亡くなっていたことを知る。コミュニケーション方法を教えてくれた唯一の「話し相手」を失ったジルベールは自身を見失い、しばらくの間使いと共に家にこもってしまうのだった。
そこで皮肉にも、彼を助けたのは限りない知識欲と勉強だった。ニーム学を学び、妖精の存在を知り…そこからは爆速に事が進んでゆく。やがて「単なる思い付き」で、真実は「恩返し」で。レンたちの前に姿を現す。そこにはこんな大仰な一言が付け加えられていた。
「まったく。阿呆はどれだけ勉強したって変わらない。エーテル学も、生命の謎を解き明かす巴術も。理解不能の”事象”でしかない。…だから俺は学んだ。阿呆が理解しやすいように、頭の”治療”をするためだ。」
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