立春と旧暦元旦を使って宇宙の流れに乗る
明日2月16日は旧暦の元旦です。
そして水瓶座の新月。
水瓶座の新月については次の記事で書きますので
今日は立春と旧暦元旦について書きたいと思います。
私は今まで、立春も旧暦元旦も「新年」として捉えてきましたが今年はふと
「立春と旧暦元旦の違いってなんだ??」
「どっちが本当の新年なんだ??」
と疑問に思ったので調べてみました。
まずは暦について
私たちが普段使っているカレンダーの暦は「グレゴリオ暦」といって
太陽の動きを元に作られた太陽暦です。
日本では明治5年12月3日(1872年)よりこの太陽暦のグレゴリオ暦が使われるようになりました。
日本はもともと月の満ち欠けを元に太陽の動きも考慮された「太陰太陽暦」を使っていました。
現在ではこの太陰太陽暦のことを「旧暦」といっています。
そして「立春」というのは太陽の通り道によって算出された二十四節気の始まりを表しています。
1年を24節気に分けて立春は「この日から春が始まる」ということを表しています。
私は5年くらい前から暦に興味を持ち、それぞれの暦を意識して過ごしてきました。
それで感じてきたことは
グレゴリオ暦の1月は、人間にとっては「冬眠」の時期
秋に実りがあって収穫し、それをみんなでお祝いする。
そして、次の種まきに向けて一旦体を休める。
今は季節関係なく、一年中やることがありますが
本来は私たち人間も「冬眠」が必要なんですよね。
冬眠といっても、ずっと眠るというより「充電の時期」と思っています。
年が明けて、「さあ行くぞ!」と意気込んでも1月ってなかなか動かないことが多いと思いませんか?
1月は焦らず、とにかく体を休める。
そして立春(2月初め頃)から準備運動を始める
旧暦元旦(2月初めから2月中旬くらい)からエンジンをかけ始める。
3月21日前後の春分の日から本格的スタート
この流れで体を動かしていくと、宇宙の流れに乗りやすいと思います。
私にとって暦は単なる「カレンダー」ではなく
宇宙と調和して、自分らしく生き、そして宇宙を味方につけて願いを叶えるためにとても重要なものとして捉えています。
グレゴリオ暦の1月1日も
立春も
旧暦元旦も
どれも新年であることは間違いではありません。
ただ、その新年=スタートのタイミングではないということ
太陽暦のグレゴリオ暦が使われるようになって146年
月の満ち欠けの旧暦は1300年以上使われてきました。
本来は月の満ち欠けの旧暦の方が私たちの体にはあっていると思うのです。
だからと言って、グレゴリオ暦を否定するのではなく
一人一人がそれぞれの暦を使いこなしていったらいいなと思っています。
車で例えたら
グレゴリオ暦の1月は点検の時期
立春でガソリンを入れて走り出せる準備をする
旧暦元旦でエンジンをかけ、1速からスタート
春分の日はエンジンが十分に温まって、アクセル全開で走り出す
種まきに例えたら
グレゴリオ暦の1月は土地をならし、次の種まきに向けて土地を十分に休ませる
立春で種まきの準備
旧暦元旦で種を蒔く
春分の日に芽が出る
明日2月16日は旧暦元旦
流れがガラリと変わってきます。
1月2月忙しくしていた人は、一旦少し休むといいと思います。
休みながらも同時に動き出すのですが、全開で動き出すのではなくて
ゆっくり動き出してください。
3月21日の春分の日に合わせて、自分と宇宙の流れを合わせていってください。
それができたかできなかったかで
今年1年の流れが大きく変わってきます。
今年は大きな変化と大きな幸運がある特別な年です。
その流れにぜひ乗ってください。
そして、1月十分に休み
エンジンをかける準備ができた人は
思いっきりスタートしてください。
何も恐れることはありません。
この流れに意識的にも、無意識的にも乗っていたら
今年は想像ができない世界に向かっていくでしょう。