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GOO!KOREA

새해 복 많이 받으세요.

2018.02.15 22:43

新年、明けましておめでとうございます。


本日は、陰暦(旧暦)一月一日でございます。

韓国では、この陰暦の一月一日を”설날(ソルラル)”(お正月)としてお祝いします。


皆様、陰暦の12月30日(大晦日)くらいから、”시댁(シテク)と呼ばれる、旦那様の実家に集結し、”며느리(ミョヌリ)”、つまり、お嫁さん達が、その準備にてんやわんやするそうです。


”설날(ソルラル)”や、”추석(チュソク)”(お盆)のような行事を韓国では名節"명절(ミョンジョル)”と呼び、その名節の料理の準備の為に、お嫁さん達が旦那様の実家でお手伝いさんのように働かないといけないことから、韓国では”명절스트레스(ミョンジョルストゥレス)”(名節ストレス)という造語も今は出来ているそうです。

特に長男のお嫁さんが大変なんだそうな…。


しかし、最近は、現代っ子のお嫁さんが増えたことや、”시어머니(シオモニ)”世代が、自分の辛かった”며느리(ミョヌリ)"時代を振り返り、自分の息子の嫁には味わせたくないという考えの方も増えてきたり、キリスト教に改宗したという家庭も増えて、昔ほど、この名節を重要視はしなくなってはきたようです。


私の”시아버지(シアボジ)”(舅)も、どちらかというと、名節はあまり気にされない方なので、私は長男の嫁ではありますが、気楽な感じです。


”시아버지(シアボジ)”曰く、”설날(ソルラル)”も、”추석(チュソク)”も、お金がかかるだけで、もったいないだけだ!っと。


まあ、そんな”시아버지(シアボジ)”ですが、孫達にはとても気前がよろしくて、本当によくしてくださいます。

あの〜、”아버님(アボニム)”(お父様)私には?

なんてね。


そんな名節はあまり気にされない”시아버지(シアボジ)”ではありますが、私の日本の実家はお正月やお盆、彼岸を大事にする家庭だったので、私的には、韓国の名節も大切にしたい訳でして、昨晩(というか、作り終わったら日付変わってたけど…)は、本日”시댁(シテク)”に"새배(セベ)”(新年のご挨拶)に行くので、その為の料理をこしらえました。


韓国的なお正月料理は分からないけど、日本ではお節料理に、海老が入ってますよね?

確か、海老のように腰が曲がるくらいまで長生きするという縁起物だったように記憶してます。


という訳で、子供達も大好物な海老フライと、チャプチェを作って、今日は新年のご挨拶に行ってきます。


”추석(チュソク)”の時に、日本のお中元のような感覚で健康食品の黒にんにくを手土産に持って行ったのですが、”시아버지(シアボジ)”から、余計なお金は使わなくていい!と散々言われましたが、日本人の私には、そうは言われましても…って気持ちがあり、今回も、御歳暮的な感じで、”홍삼(ホンサム)”(紅蔘)の粉末を手土産に持って行くことにしました。

紅蔘とは、高麗人蔘のことなんですが、紅蔘と高麗人蔘の違いについても、また次回ご紹介したいと思います!


では、今年もよろしくお願いしまーす。