幻のあすよみ企画。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読みました。
西野さんのブログ記事は、facebookで時々シェアをされタイムラインに流れてくるので、何度かチェックしていました。
とにかく行動力が半端なく、今の時代に合わせた働き方を試行錯誤している人だという印象です。
本の中に、
「答えはいつも『行動』が教えてくれる。」
と書かれているほど。
例えば、絵本「えんとつ町のプペル」のサイン本を、2万冊も手作業で発送するなんて、普通の作家にはできません。
そして、本書でも同じことをやっているのです。
ただ本を書いて売れるのをじっと待っているのではなく、彼は知恵を絞って必然的に本が売れる仕組みを構築しています。
しかも今の時代にあったやり方で。
そのあたりのことが詳しく書かれていますので、興味を持った方はぜひ本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?
デザイン思考の文脈で読んでみても、非常に参考になります。イノベーターですね。
さて、タイトルに書いた「幻のあすよみ企画」の話ですが、本書が話題になることは分かっていましたので、出版直後に「あすよみ」でも取り上げようかと考えました。
で、どうせやるなら「サイン本」を人数分(20冊程度)自腹で購入して、読書会をやってみたら人が集まるかなと考えたのです。
そこで、西野さんが個人でつくったという、サイン本販売サイトにメールしてみました。
「12月に読書会をやりたいのですが、サイン本を20冊買えますか?」
ざっくり言えば、こんな内容だったと思います。
信頼と行動を売りにしている西野さんだったら、返事が来るかなーと思って待っていたのですが、待てど暮らせど返事は来ませんでした(本人にメールが届いたかどうかは不明です)。
ということで、原因はいろいろ考えられますが、企画はボツになり今にいたります。
本書は図書館で昨年から予約していたのですが、予約待ちの人数が多くやっと順番が回ってきました。
あすよみ発起人 マサ