モノを捨てる・減らすコツは自分にとって何が大切か知ること。
「ものを減らしたい、捨てたいと思いつつ、実際の片付けとなるとうまくいかないんですよね…」
これ、片付けの現場作業でのあるあるです。
ブログでは度々、片付けを「捨てるから始めない」ということお伝えしてきました。
コツはものとの向き合い方を知ること。
今回は少し具体的にお伝えします。
【自分にとって大切なものは何かを知る】
大切なのは価値観を明確にすることです。
具体的には 「自分にとって、どんなものが、どんな順番で大切か」 を把握すること。
・自分にとって大切な物の特徴
・大切ではない(自分にとって優先度の低い)物の特徴
これらを紙に書き出したり、並び替えながら考えを整理するのがコツです。
衣類を例にあげると 「ブランド、機能性、流行」 などの特徴が自分にとって大切かどうかを考えます。
改めて考えることで、
「本来自分にとって大切でないものをたくさん持ってしまっていて、大切なものを置くスペースが失われている」
という状況に気付けるのです。
価値観を明確にすることの重要性は、日本ライフオーガナイザー協会代表理事である高原真由美さんも著書の中で強調しています。
価値観や目的を明確にすることで自分の理想が見えてきます。すると「整理が驚くほどスムーズに進むのです。
これは僕もカウンセリングや片付け作業中、セミナーの中でも、繰り返しお客様にお伝えしていることです。
度々ブログで紹介していますが、以前セミナーにご参加されたお客様のなかに
「お金の無駄使いが減った」 という方がいらっしゃいました。
ものとの向き合い方を見つめ直すことで、 「欲しい=必要ではない」 ということに気付かれたとのことです。
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すでに持っている物だけではなく、新しく買う物についても選択基準が明確になったのだと思います。
【ものとの向き合い方を見つめ直すワーク】
下の画像は、実際にセミナーで使用しているワークシートです。
深く考えず、書けるところから書いてみてください。
このワーク、もちろん決まった正解はありません。
順番や理由も含め、ひとによって様々な回答が出てきます。
ご家族やパートナーと比べてみると、互いの価値観の違いがわかります。
(くれぐれも「どちらが正しいか」ではなく、違いを尊重し理解するために使ってくださいね。笑)
この画像では衣類を例にしていますが、他の片付けたいもの(文房具・日用品)などでも応用が利きます。
あくまで「自分にとって」という判断基準で記入してくださいね。
4位5位に選んだ特徴のものが、手放しやすいモノの特徴です。
自分の持ち物を見つめ直したい方、無理なく物を減らしたい方は是非参考にしてみてください。
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