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知られざるハワイの花…?マオ・ハウ・ヘレの話「ハイビスカス」

2022.10.09 23:25

画像のオレンジ色のハイビスカスは日本のショップで見かけた園芸種。


ハイビスカスといえば、真っ赤な夏の代表花のイメージですが、オレンジや白、バイカラーなど花色もスタイルも豊富。その品種は5000種を超すといいます。

開花期も7月から10月頃まであり、意外にも気温30℃を超すとハワイアン系ハイビスカスはほぼ咲かなくなるというので、真夏の花というよりは秋の花になるのかもしれません。

ハイビスカス:アオイ科フヨウ属(ヒビスクス属・ハイビスカス属)、和名を仏桑花(ブッソウゲ)琉球では赤い花を「アカバナ」とも呼び親しまれています。

マレーシアの国家、ハワイの州花として知られ、航空機にデザインされている花、ハワイの空港でかけてもらうレイの花、と思い浮かぶ方も多いのでは。

しかし今回ハワイ州のことを調べていると、微妙に違っている部分を発見。

正確にはハワイ州の花は、ハイビスカス「マオ・ハウ・ヘレ」という固有種。

一般的に見かけるハイビスカスの花やデザインはハワイアン・ハイビスカスで、マオ・ハウ・ヘレは、花柱が太く花全体が黄色、花弁は繊毛に被われ、他のハイビスカスとは交雑せず、香りがありません。

アオイ科フヨウ属の仲間ですが、標高120~800mの、乾燥した森や、日当たりがよい平地に生育する固有種で、実は絶滅が危惧されている希少花。

ポピュラーな花ではないこともあり、ハワイの多くの人々さえハワイアン・ハイビスカスを州花だと認識しているとか。

華やかなイメージとは別の、ちょっと孤立したイメージもあるマオ・ハウ・ヘレですが、もしハワイに行く機会があるならば、本物の州花にも対面してみたいものですね。