既知の知識の発散。
2018.02.16 15:44
日本ツアーが始まって2週目になりますが、
生徒たちはもうすでにテキストを見れば
ほとんどのことを知っているため、
基本的にはこれまでは「ちょっとマニアックだから」と
避けてきた知識に関する説明や因果関係の思考を
試みている段階に入っています。
例えば、九州ですと宮若や苅田町といった
昨今自動車工業が発達してきているところの確認や、
なぜ今九州に自動車工場なのか?という理由についての確認等。
今日の内容で言えば、瀬戸内工業地域。
児島ってのは岡山のコンビナートがあるところで、
干拓によって作られた工業団地ですが、
煙がモクモク出ている写真や、
土地利用の様子の地図を見せ、
なぜ干拓をする必要があったのか?ということを
一緒に考えていったりしました。
何にしても、楽しむっていうよりは
集大成という趣が強い授業時間となりました。
特に私の授業を大切に受け、課題もしっかり
復習までやりきっている子たちは今もなお
点数が上がり続けておりまして、難しい
記述問題ばかりのテストであっても
ガンガン書きまくってきます。このレベルを
書ききってくる実力を形成できたのは初めてです。
残りは、近畿、中部、関東、東北・北海道です。