MVX250F 1983
2018.02.16 23:55
MVX250F 1983
同社のVT250を超える最速のクォーターとして、個性的な水冷2サイクルV型3気筒
エンジンを搭載。中央シリンダーのピストンやコンロッドを重く作るなどして、不等配列
であるV3エンジンのバランスを適性化するなど、新進の志にあふれていた。最高出力40ps
、乾燥重量138kg、フロント16インチホイールが見せる加速力とフットワーク、3本マフ
ラーからの排気煙の多さなどが話題になったものの、ライバルのRZ250RやRG250Γ
が即座に追撃してきたため、正当な評価を与えられずに終わってしまった悲運のマシンだ
。