札幌カクタスクラブ会長より皆様へ
会長就任のごあいさつ
札幌カクタスクラブ会長 山元 良浩
この度、札幌カクタスクラブ会長に就任した山元でございます。
初代会長の故土門 誠氏が1987年(昭和62年)に設立された当クラブも今年で35年を迎えることが出来ました。これも偏に皆様をはじめ会員各位のご協力とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症につきましては未だ終息の兆しが見えない状況が続いておりますが、展示会など当クラブの活動にも大きな影響を落として参りました。この様な環境下からクラブ運営の目標を見失いそうになることもありましたが、今春の百合が原公園での展示会に引き続いて、ここ豊平公園緑のセンターにて秋の展示会の実施に漕ぎつけることができましたことは誠にもって大きな喜びであります。
正直申しまして、浅学非才な身で歴史ある当クラブの会長職が務まるのか不安を払拭できておりませんが、三年前に発刊した会報を通じて、初代会長の弛まぬ研究心とクラブ創設への志を改めて見つめ直す機会を得たことが大きな心の支えとなっております。
その意のすべてを汲むことは毛頭できませんが、サボテンと多肉植物の育成技術の伝承を通じて人と人、つまり愛好者同士の心の交流の輪を広げることが責務と理解しています。
幸いなことに初代会長と長年に渡って苦楽を共にしてきた先輩の皆さんが現在もご健勝でクラブの活動を支えてくれています。またサボテンや多肉植物を愛好される若い会員も増えてきて、先々は役員として活躍いただければとの思いも抱いております。
先輩の英知と若い役員の皆さんの発想や感性を拠り所に、北海道発のクラブとして闊達な活動をして行きたいと思っております。
最後になりますが、私をはじめ正会員一同、力を合わせてクラブの発展に努めて参りますので、皆様には変わらぬご支援をお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。