ミラー裏面のサイン
2018.02.17 09:20
1927年頃、中村要氏は、京都帝国理学部宇宙物理学教室助手として、鏡面研磨の研究を行っていました。作製したミラーは、西村製作所の経緯台に搭載されて販売されていました。15cm反射経緯台一式で、現在の貨幣価値に換算すると200万円ほどしたそうです。ミラー裏面には、鉛筆書きで「1927 .7.24西村にて再測定、中村」と書かれていました。再メッキの際、ジオマテック(メッキ業者)で消されてしまったのが心残りです。