全国最年少防災士が行く!⑤中央区(2/14)
2018.02.17 11:56
大阪市内各区の町の様子から災害リスクを見つけ、備えにつなげる連載。
第5回は中央区を訪問し、田端尚伸区長にお話を伺いました。
【中央区の特徴】
・人口96,725人、世帯数61,651、面積8.87㎢(平成30年2月1日)
・官公庁、オフィスが密集
・大阪城、道頓堀といった観光施設。大阪城ホール、ピース大阪といった集客施設。なんば、天満橋といったターミナル駅を抱える
【中央区の災害リスク】
・平成22年国勢調査において夜間人口78.687人に対し、昼間人口465,786人とおよそ6倍
・海外からの観光客の増加による多言語対応
【中央区の災害対策】
・各地域にガスボンベ対応発電機の設置
・直近参集制度(大阪市職員のうち中央区に居住する職員のリストを管理し、非常時は勤務先ではなく最寄りの区役所へ参集する仕組み)の整備(大阪市全域)
【防災のために小学生ができること】
・落ち着いて、自分の命は自分で守る。
・小学校が避難所になる場合は、内部をよく知る者として手伝ってほしい。
【インタビューを終えて】
・オフィスビル街を実際に歩いてみると、ガラスを多く使っている建物が多く、非常時にはガラス片の飛散が考えられる。
・様々な人が集まる場所であり、多言語対応も早期に必要であると思った。
・地域の一員として、企業も住人の一人として一緒に考えることが大切。
田端区長、ありがとうございました。