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大阪大学男子ラクロス部

【ブログリレー】眞岡亜海

2022.09.06 01:00

OB、OG並びに保護者の皆様、阪大男子ラクロス部の関係者の皆様、平素より弊部を応援してくださり、ありがとうございます。


4回生TRの眞岡亜海と申します。


最後のブログということで、後で見返して気恥ずかしいようなことを書いてしまいそうです。





ふとこの4年間を振り返ったときに、私のTRとしての転換期は2つありました。


1つ目は、1回生の冬、おそらく2月頃。ウィンターも終わり、1回生チームが解散し、これまでTRとして相手にしてきた人が、1回生から上回生メインに変わってきたときでした。


今考えるとお恥ずかしい話ですが、1回生の頃は、毎日友だちに会えるのが楽しく部活に行っていました。

TRとして、どうしたら怪我人を減らせるか、怪我人が増える原因は何か、治りかけの怪我人の練習参加をどこまで止めるべきか、などに向き合えていませんでした。


その日は、寒い冬である上に大雨でした。寒いなー冷たいなーと思いながら私はアイシングを作っていました。

そんな中、当時2回生TRのえってぃ(田井 友理恵)さんは、テキパキ働き、その後のマッサージ、追加のアイシング作り、吹田の備品チェックなど全ていつも通り終わらせていました。


2回生ながら4回生にも頼られるえってぃさんと自分を比べ、愕然としました。

TRは、練習前のテーピングやマッサージ、練習中の怪我トレや緊急対応をすればいいわけではないと、気付きました。

自分が2回生になったときに、今のえってぃさんのようになれているだろうか?そんな気持ちで溢れました。


そのときから今も変わらず、えってぃさんを目指しています。


チームに必要とされる人になる。


これがそのとき立てた私の目標です。


TRとしてはもちろん、1人の部員として、私がいたから出来たことを増やしていこうと思いました。




2つ目は、4回生の春。新チームが始動し、軌道に乗り始めた頃。その頃は、怪我人が10人以上おり、TR1人では怪我トレメニューをとりあえず割り振るので精一杯でした。


そんなとき、3回生のハルト(宮本 陽人)に言われた言葉が忘れられません。


なんで怪我トレは筋トレしかしちゃダメなんですか?このトレーニングをやる意味はなんですか?


そのときは正直腹が立ちました。怪我人が手持ち無沙汰にならないように4時間練の間ずっと頭をフル回転させて、トレーニングメニューを割り振り続けて、前日は怪我トレのことばかり考えメニューを組んできたのに、文句を言われたと思いました。

でも家で考え直したところ、きっとハルトはただやりたくないからそう言ったのではないと思いました。


私は、怪我人は自分がプレー出来ない現実に焦るしもどかしい気持ちでいることを忘れていました。

そのときから、何事にもその意味を考えて行動する必要があると念頭において練習に取り組めています。




この部活に入って、こんな素敵な人たちに会えました。


ここで紹介したのは2人だけですが、もっともっと沢山います。


年下ながら意見を正面から伝えてくれる後輩たち。

私に愛想を尽かさず、そして悩んでるときは察知して話を聞いてくれ、最後までサポートしてくださった先輩方。


来年から新3回生なのにTR組織のトップで引っ張っていくユウリ。まだ入って数ヶ月なのに沢山沢山勉強してTRとしてどうあるべきか深く考えているハルカとマリコ、この3人が悩んでいたりしんどいときは、来年以降も、どこからでも飛んでいくほど大切に思っています。 





「部員同士の関係って、部活を引退した瞬間から元部員になってしまう。元部員になったら全部思い出話。真正面からぶつかるとか、部活について熱く語り合うって今しかできないことじゃない?」



今の私にはこの言葉が沁みました。


これからも思ったことは本人に面と向かって言うし、後悔はしたくありません。それは同期のみんなもチームのみんなも一緒のはずです。


初戦勝ち切れたけれどもまだまだ試合は続きます。油断はできません。


ダウン中お喋りばかりするとか、雨トレを手抜いてしまうとか、後輩に自主練してるとこ見たことないと言われるとか、一部ではありますが4回生がそんなことしてる場合じゃありません。


もちろん陰の努力もあるとは思います。そこは知らないのでごめんなさい。


最後の最後にみんなで泣いて喜べる日まで、チーム全員で全力で走り切りたいです。


「執念」って、今のチームにピッタリな言葉だと思いました。



次は、「カヤノさんと仲良くなりたい!推しです!」と後輩たちに言われている西かやのです。

いつも真顔のくせにカヤノばっかりずるいなーと常々思います。私はニコニコニコニコしてるのに。